朝メシのこと 【1/27】

 朝。
鳥の声で目覚めた。
さざ波の音に混ざって聞こえる。
海の上だで・・・。
朝陽が目一杯射し込む。
窓を開ける。
爽やかな風が入ゃーって来る。

「いやあ〜〜っ!こんな目覚めも非日常だで・・・」

 それにしても・・・。
すぎゃあベッドだった。
クモみてゃあ。
糸に巻かれて・・・。
っじゃなくて、雲の上みてゃあ。

「何だか、身体がベッドと同化してたで・・・」

ま、どうかひとつ・・・。
 早速、シャワー。
朝シャワン。
これも極楽・・・。
あとで窓際のバスタブにも浸かるべ・・・。
ハーブの入浴剤入れて・・・。
きっと更に極楽・・・。

「いやあ〜〜っ!非日常だでーっ!」

  • 貸切

 10:00。
遅い朝メシだで・・・。
レストランに行ってみると誰もいにゃあ。
完全な貸切。
そいでも、中に入ゃーるとスタッフが出て来た。
典型的ジモティ体型。
まったりムードで席に案内してくれた。

「こんだけ客が少にゃあと、朝食セットメニューとかなんだべなー・・・」

 違ってた!
別な兄ちゃんが来た。
コーヒーか?、紅茶か?とか訊く。
更に、説明。
奥にブッフェコーナーがあるそうな。
ちょとびっくら。

「ひゃあ、この客数でもブッフェにすんのかいっ!」

 早速、行ってみた。
すんぎゃあブッフェだった。
フルメニュー。
いろんなモンがズラリ・・・。
さすがに量は調整してるらしい。
でも、料理に手抜きはにゃあ。

「ひゃあ、こんなに並んでて誰が喰うだか・・・?」