「AirDO」のこと

  • お初

 初「AirDO」である。
一度も使った事が無かった。
そー言えば、最近噂が聞こえない。

「確か、一時期経営が危ないとか言われてたべや・・・」

企業努力で乗り切ったんだべ。
 羽田第2ターミナルに移動。
案内所の姉ちゃんに行き方を訊ねる。

「・・・歩いて行かれるんですかあ?」

もう、気分が落ち着いてる。

「ひゃあ、泳がにゃあと行けにゃあだかね?」

 わかり難い地下通路だった。
京急の駅の脇から抜けてくみてゃあな・・・。
第2ターミナル到着。
んで、「AirDO」のカウンターは一番端っこ。

「まあ、ご丁寧にしっかり運動させてくれるじゃんか!」

 チケットを購入。
セキュリティチェックを受ける。

「ありっ?液体規制とかってんは止めちゃったの?」

ペットボトルだけは検査があった。
でも、今年の初めにやってたバカげた騒ぎは無かった。

「雇用確保の為とは言え、ちったあ知恵がついたらしい・・・」

  • 練習

 セキュリティチェック通過。
後は、登場ゲート近辺で練習だっ!
登場ゲートは、またまた端っこだった。
歩いて、歩いて、ターミナルの先端まで行く。
案の定、売店もにゃあ。

「ここでビール売れば、さぞかし売れるべなあ」

 ちょいと戻る。
ビールのある売店で練習だっ!
さすがにここのビールは「サッポロ」だった。

「懐かし〜〜っ!」

ちょっと北海道気分が盛り上がって来た。
 ヒコーキはほぼ満席だった。
如何にも道産子っぽい顔立ちが多い。

「何となく、ぬぼ〜っとした顔が多いのよねー」

ってのが、嫁さん評。

「んで、全体的に女性が美形なんだよなー」

ってのがメタボオヤジの評。
 「AirDO」は悪くなかった。
シートはちょっと狭いけど、ま、1時間半だし・・・。
アテンダントもちゃんとしてる。
途中、お茶も出て来た。

「早く道民になって、ここんち専門で使おうかね?」