チチカカ湖観光のこと【1/16】
- 「サン・パブロ」
最初の休憩場所。
ちゃんとしたドライブインみてゃあなとこだった。
スタッフは一族郎党って感じ。
立派な建物で、トイレもキレイ。
但し、チップトイレ。
「ま、気持ちですけど、1〜2ソレス入れておいて下さい」
ってな説明があった。
これが、結構うっとおしい・・・。
「ソル」のコインが切れてたりする。
ポケットを探したら、5ソレスコインがあった。
嫁さんと2人分にする。
でも、ちと多いべ・・・。
「あとでもう1回使って、絞り出そうぜっ!」
セコっ!
土産物が豊富だった。
もちろん、基本は毛織物。
セーター、帽子、マフラー、手袋・・・。
独特の原色系の柄が多い。
さすがに嫁さん、見向きもしにゃあ。
”ふふん、あたしゃもういい買い物しちゃったもねっ!”
ってな顔である。
- アットホーム
おじさんがケーニャを吹いてた。
何とも心地いい音・・・。
ついついグラッとくる。
その度に、我が家の不文律を思い出す。
【消えてなくなるモノ以外は絶対に買わないことっ!】
「鉄的規律」なんである・・・。
おばさんが草をどっさり抱えてきた。
みんなに配ってくれる。
エサだった。
建物はパティオを囲むような造りになってる。
そのパティオが芝生になってる。
ここに動物が飼われてた。
「リャマ」や「アルパカ」が寄ってくる。
どー見ても、顔はラクダ。
美味そうに、もしゃもしゃと草を食む。
「これは珍しいんですけど、『ビクーニャ』ですねえ」
小柄な「リャマ」って風情である。
希少動物だという。
ここには、アンデスの動物が揃ってた。
- 【リャマ】・・・古代から家畜として飼われてたそうな。【アルパカ】よりひと回り大きく、耳が後ろに倒れてるので区別できる。
- 【アルパカ】・・・これも古くから家畜として飼われてた。毛が柔らかく、良質のセーターになる。子どもの毛は「ベビー・アルパカ」と言われて、珍重される高級品。何度、このコトバを聞いたことか・・・。
- 【ビクーニャ】・・・乱獲により激減し、保護政策がとられて、ようやく回復しつつあるとか。毛は最高級で、カシミアより高価だそうな。
- 【クイ】・・・これは小屋の中にいた。モルモットの大きいヤツで、めっちゃ可愛い。滅多に喰えないご馳走として、各家庭の土間で飼われてる。げっ・・・。