「学習院」のこと

 庭園散歩も終盤。
宮殿正面で、かなり離れた場所でストップ。

「ここが一番宮殿がキレイに見える場所で〜す」

確かに絵葉書になりそうな・・・。
 「マリア」さんが続ける。

「私は、冬にここから観る宮殿が一番好きで〜す。一面、真っ白な雪景色に映える宮殿は、とても美しいで〜す」

う〜〜ん。
そうかも知んない。

”でも、冬場に来たくはにゃあっ!”

 宮殿の北側に「学習院」があった。
宮殿から渡り廊下でつながってる。
ここに講堂や自習室、宿舎なんかがあるそうな。
でも、見学はしなかった。

”それほど時間はにゃあっ!”

 「プーシキン」は、ここの第一期生。
1811年に入学したそうな。
ここで6年間学んだ。
建物の裏に「プーシキン」の像がある。
館内には「プーシキン」の通信簿や落書きとかが残ってるとか。

結構、激しいヒトだったらしい。
1799年、モスクワの生まれ。
ここの「学習院」で学んで、チカラを蓄えた。
1820年に、最初の長編詩を発表。

ルスランとリュドミラ

 懐かしい・・・。
オペラの序曲としては有名だんべな。
これも、あのオケが・・・。

ムラヴィンスキーレニングラード・フィル」

やっぱ、これだしょ〜っ!
 「プーシキン」は37歳で他界。
何と、恋敵と決闘したそうな。
太田のフェンシングと違って、防具も無かったんだべな。
その決闘のキズが元で亡くなったそうな。
やっぱ、ブッポーソーな国なんかな・・・。