【Екатерина Ⅱ】(エカテリーナ2世)のこと

  • 女帝

 次の皇帝は凄まじかった。

名前は「エカテリーナ2世」

ドイツ貴族出身。
ピョートル大帝」の孫太郎に嫁いだそうな。
孫太郎は「ピョートル3世」
これが、まったく無能だったらしい・・・。
 「エカテリーナ2世」はキレた。

「そんなら、あたしがやりますっ!」

夫は幽閉。
自ら即位して、1796年まで34年間在位。
辣腕を振るったらしい。
 外政では、ポーランドやトルコまで領土を拡大。
内政では、貴族や都市の特権を強化したとか。
元々、教養も高かった。
フランスの「ヴォルテール」とも文通してたそうな。

  • 権威

 「エカテリーナ2世」にも宮殿はお気に入りだったそうな。
そりゃ、そーだべ。
自分の名前を冠してるんだべさ。
いくら、ホントはばーちゃんの名前だとは言っても・・・。

”そんなの関係ねえっ!”

そー言えば、「おっぱっぴ」のお兄ちゃん、どーしてるかな・・・?
 「エカテリーナ2世」は貴族特権を強化した。
貴族大好きニンゲンだったらしい。
宮殿での暮らしぶりはなかなかだったようだ。
ヨーロッパ文化の粋を集めた宮殿。
「大広間」では毎晩、舞踏会が開かれていたそうな。
それも常軌を逸してたらしい。

  • サイン

 女帝はどんどんエスカレート。

「舞踏会には、毎回新しいドレスで参加することっ!」

いくら貴族でも参ったらしい。

「ぴゃ〜っ!しょうがない。昔のドレスを組み合わせて回すっきゃないわっ!」

 女帝はエグかった。

「舞踏会に着て来たドレスには、私がサインしますっ!」

これには心底参ったらしい。

「ぴゃ〜っ!ぴゃ〜っ!そんなに沢山ドレス作る時間も、カネもありゃしないわよっ!」

これって、「参勤交代」じゃん・・・。