ホテル「イズマイロボ」のこと

 ロシア語はなかなか読めない。
ギリシャに行った時にも悔しい思いをした。
ちょっとくらいこの「キリル文字」を読めるようになりたい。
っとは思ってた。
今回は「虎の巻」を作って来た。

”何とか、看板っくらいは読めるようになってやるっ!”

 ふつーのアルファベットの読み方とちゃうのが幾つかある。
アルファベットじゃない文字もある。
何だか象形文字みたいな・・・。
どうもすんなりアタマに入って来ない。
何となく、生理的嫌悪感があるんだべなあ・・・。
 それでも、気にしてたら少しルールが見えて来た。

    1. 「Р」は、「ピー」じゃなくて「エル(R)」
    2. 「С」は、「シー」じゃなくて「エス(S)」
    3. 「Н」は、「エイチ」じゃなくて「エヌ(N)」

この3つは発想を変えないと、ぜってゃあ読めにゃあ。
なまじ、アルファベットと同じなんで始末が悪い・・・。

  • 「Гамма」(ガンマ)

 残りは象形文字を丸暗記するっきゃない。
最初に覚えたのは「Г」(ゲー)だった。
ホテルが巨大で、幾つもの建物に分かれてた。
それぞれ「アルファ」、「ベータ」、「ガンマ」と名がつく。
 我々の泊まった建物は「Гамма」(ガンマ)。
2泊、この看板を見てたらさすがに眼に焼きついた・・・。
この調子で他の象形文字も少しずつ覚えるべ。
 ヒコーキの中でも少し覚えた。
教材の1つは【АЭРОФЛОТ】(アエロフロート
「Р」は、発想の転換文字。
その他は、丸暗記象形文字

    1. 「Э 小文字(э)」は、「エー(E)」
    2. 「Ф 小文字(ф)」は、「エフ(F)」
    3. 「Л 小文字(л)」は、「エリ(L)」

 もう1つの教材は【ЛЕНИН】(レーニン)
「Н」は、発想の転換文字。
紛らわしいけど、丸暗記象形文字は1つ。

    1. 「И 小文字(и)」は、「イー(I)」

 おまけの教材【САППОРО】(サッポロ)
「С」と「Р」は、発想の転換文字。
丸暗記象形文字が1つある。

    1. 「П 小文字(п)」は、林家「ペー(P)」

結構、レパートリーが増えた。