「旅物語」のこと
- JТB
今回は旅行社の選択肢がなかった。
理由は簡単。
フッテイ家族だから・・・。
唯一の軍資金が旅行積み立てだった。
その旅行会社がJТB。
JТBでも一番安いコースを探した。
必然的に「旅物語」に行き着く。
でも、これが結構いい。
今までも何度も利用してる。
シンプル&リーズナブル。
自分で勝手に飛んで、現地ガイドと待ち合わせとか・・・。
多分、コンセプトは・・・、
”コストを抑えてやるから、出来る事は自分で勝手にやんなはれっ!”
お〜〜っ!
望むところだっ!
- 2007年問題
こんなところで、こんな問題に遭遇するとは・・・。
はあ、びっくらした。
今回の参加人数は・・・、
何と、40名っ!
「げっ!」
多分、我々以外全員60歳以上。
平均年齢は70代だんべ・・・。
我々なんかどー見たってハナタレ小僧。
みんなリタイア後に一斉に海外旅行に繰り出した。
方々行き尽くして、残るはマイナーなBRICs諸国か・・・。
男女比は9人:31人。
我々を除くと8人のじ〜じ、30人のば〜ばの軍団。
やっぱ、男の方が先にくたばるらしい・・・。
「大きな声じゃ言えないけど、養老院の慰安旅行みたいだな・・・」
「しっ!」
- ヘルパー
添乗員は「小林久美」さんという方。
結構しっかりしたベテランっぽい雰囲気の女性だった。
チャラけたところは見えない。
年齢は若からず、若からず・・・。
でも、この大集団のお守りは大変だべなあ・・・。
案の定、大変だった・・・。
もう、最初の集合からヒトが足りない。
- 道中、行方不明者数知れず・・・。
- 博物館で作品に触ろうとして警報を鳴らし、ガードマンが・・・。
- レオナルド・ダビンチの名画をバチバチフラッシュを焚いて撮影・・・。
- 買い物に熱中して集合時間も何のその・・・。
- 着陸寸前の飛行機で急に立ち上がって、非常口から外を・・・。
年輪を重ねてるからクチは減らない。
「久美」さんは良くやってた。
動じず、ひた向きに走り回ってた・・・。
我々とのんびりと話するヒマなんか無かったけど・・・。
「介護福祉士でも付けてあげた方がいいよなあ・・・」
「しっ!」