気の毒な雑感11

  • メルマガ

 「こんにちは、安倍晋三です」
今日も、メルマガが届いた。
極めて、ふつーっぽい。
「らいおんは〜と」みたいな、出たがりっぽさはない。
意外にふつーっぽい安心感があっていいのかも・・・。
 早いモンである。
安倍内閣が出来てからもう1ヶ月になるそうな・・・。
立ち上がりの評価としては上々なんだとか。
ま、何より何より・・・。
 補選も大勝利だったそうな。
同世代としては、ご同慶の至りだべさ。
ただ、”センキョ”の投票率は47%だったとか・・・。
半分以上はシカトかい・・・。
豊かすぎるんだべなあ。
平和だし、カネ・モノがあふれて、しかもヒマだし・・・。
政治になんか興味湧かないべなあ・・・。

 今日のメルマガには”子ども”の話が載ってた。
少子化時代である。
子どもは貴重品扱い。
そう考えるヒトが増えても不思議じゃないべな。

 次代を担う若者や子どもは社会の宝です。志ある国民を育て、品格ある国家をつくるためには、教育が大切であることは、いつの世でも、どこの国でも変わりありません。家族、自分たちの住む街、国、そして命を大切にする豊かな心を育てる教育、それができる教育力の再生が何よりも必要です。

 ”子どもは国の宝”。
そりゃ、その通り。
美しい国”づくりのためには欠かせない。
その”宝”は誰が守るんだべ?
今から”教育”云々で間に合うんだべか?
 ”教育”の効果が出るまでは、最低でも5〜60年かかるべ。
そんな悠長な話は現実的じゃないべや。
ニンゲン、絶対に後戻りは出来ないんである。
子どもより大切に思うコトがあふれてる世の中なんである。
1日も早く、「国家財産(児童)保護法」をアメリカ並みにした方がいいんじゃない?

 子どもは誰が守るのか?
我々の世代の感覚では、そりゃ”親”だべ。
何の戸惑いもなく”親”だと言い切っちゃうべ。
他に誰がいる?
多分、これは今の世の中でも通じるべや。
 「子どものケンカに親が出る」
なんも当ったり前の感情だべさ。
”この子は自分が守るんだっ!”
笑われちゃっても何でも、親の心情はこうだべさ。
ふつーである。
 「ケンカに勝つまで帰ってくるなっ!」
ってえのが、かつての常識だったんだけど、今は危ない。
ケンカの仕方すら教えてないから・・・。
ひたすら守りに徹して、ちょうどいいんじゃないべか?
 ”イジメ”があるんならガッコなんか行かせなきゃいい。
転校させりゃいいべ。
但し、子どもが可愛くなきゃ話になんない。
自分の子どもがイジメられてるのが見抜けない?
自分の子どもがポルノを見てたって、アカの他人に相談する?
そりゃ、終わってるべや・・・。

  • 現場

 「晋ちゃん」もメルマガで触れてる。

 いじめを苦に自らの命を絶った子。親から虐待を受けた子。こうした事件が相次いでいることに衝撃を受けています。未来ある子どもたちを、どうして、本来守り育てるべき家庭や学校でいじめるようなことが起きてしまうのでしょうか。いじめによる自殺があった福岡県筑前町に、山谷補佐官と義家担当室長を直ちに派遣しました。とにかく現場の声を直接聞くのが安倍内閣の基本姿勢です。

後半はコマーシャルだべな・・・。
現場なんか見に行くまでもないべ。
デモシカ教師と、ネグレクトもどきの”親”。
責任のなすり合いしてるだけに決まってるべ。
こんなんはポーズだべさ。
 52歳の首相ならわかってるべ。
ガッコに子どもが守れるなんて思っちゃいないべ。
きっと、子どもを守れるのは”親”以外にないって思ってるべ。

  • 仕組み

 でも、その”親”がどーしょうもなくなってきた。
これはある面、絶望的。
他に持って行きようがない。
もう、打つ手がない。
 どうしたらいいか?
そりゃ、仕組み作りだべな。
徹底的にアメリカナイズするっきゃないべ。
アメリカよりアメリカっぽくなっちゃった国である。
ステマティックにやるっきゃない。

虐待・イジメ通報⇒武装警官出動⇒児童ボッシュ〜ト⇒クズ親逮捕⇒懲役500年・罰金1千億円

・・・みたいな。
 でも、今は「晋ちゃん」動き難いべな。
「アメリカみたいにします」とも言い難い。
とりあえず、先の見えない「教育改革」とか言わざるを得ないべな・・・。