「レニングラード・ハイウェイ」のことⅣ
- 離婚率
人口分布の歪みはなかなか矯正出来ないらしい。
ま、そりゃそーだべ・・・。
ロシア人は1人っ子の家庭がすごく多いんだそうな。
1人っ子は我がままになる。
我慢なんてしない。
しかも、構造的に男性不足。
取り合いになる・・・。
こうして離婚率は62%になったそうな。
離婚暦3〜4回はふつーになってるという。
「ナターシャ」さんの知り合いで、12回なんてツワモノもいるとか。
可愛そうなのは子ども。
10,000ドル政策で、ボンボン子どもは作る。
んで、ボンボン離婚する。
子どもはほとんど女性側が引き取る。
当然、女性は働いてる。
まともな教育が出来る環境じゃないべ・・・。
- 養育費
但し、養育費はがっつり保証されてるそうな。
17歳までは義務教育がある。
その後も70%が大学に進めるそうな。
男性はず〜っとカネだけは出さなきゃなんない。
いくら男性不足でも、養育義務はずっしりとかかってる。
【子どもが1人】 男性の給料の25%
【子どもが2人】 男性の給料の33%
これは国が厳しくチェックしてくれるらしい。
情報はパスポートと連動してる。
海外なんかには絶対に行けないそうな。
何か「ナターシャ」さん、妙に実感がこもってたなあ・・・。
- クルマ
ロシアも例にもれずクルマ社会。
もの凄い渋滞だった。
中国をはじめいずこも同じだけど、渋滞の原因はクルマの量だけじゃない。
インフラと国民性と文化度の結果だと思う。
てめえ勝手と、無神経の集まった国は渋滞がひどい。
ロシアにも国産車はあるそうな。
「LADA」という銘柄で、如何にもロシアっぽい風貌だった。
あっちこっちでエンコして、ドライバーがボンネット開けてる光景を見た。
新車でもポンコツで、故障が多いらしい。
でも、それを直しながら乗るのが楽しみなんだとか・・・。
ふう〜〜ん・・・。
それにしても、モスクワは高級外車がいっぱい走ってた。
BMW、ベンツ、アウディ、プジョー・・・。
やっぱ欧州車が多い。
日本車もレクサスはじめ高級車が多かった。
嫁さんいわく。
「きっと日本の盗難車がここで走ってるのよねえ・・・」