「アメリカナイズ」のこと

  • 八朔(ハッサク)」

 8月に突入。
八月の朔日(ついたち)を略して「八朔」って言うんだそうだ。
元来は、稲が実る時期の農事行事として「田の実の節句」とも言われた。
「田の実」が、「頼み」に通じることから「贈答の行事」となったそうな・・・。
極めて日本的じゃん。
 「贈答」ってのも伝統文化かも・・・。
昔は「モノを頼む」って事は「贈答」に直結してた。
「下心」があるから「贈答」がある。
これが自然だったんだべな・・・。
 最近はどうなんだべ?
これだけ物質的に豊かになった世の中である。
もらって嬉しいモノって滅多にないべ。
何かもらったから、「頼み」を聞いてやろうなんて事もないべ。
ほとんど惰性で「贈答」が行われてる気がする。
”うざいっ!”っと思いつつもよく続く。
これこそ、そろそろ「アメリカナイズ」されてもいいのに・・・。

 戦後61年。
「日本人のココロ」は絶滅寸前。
実に、見事に「アメリカナイズ」されたモンである。
もはやニンゲンの質は完全に替えられちゃった・・・。
むしろ、アメリカ人以上にアメリカっぽいかも・・・。
「不道徳心」、「反公共心」、「自己中心」・・・。
完璧である。
 もはや、治安の悪さもアメリカに負けてない。
これでテッポでも持たせたら、完全にアメリカの上を行くべな・・・。
「排他的自己防衛能力」もずいぶん磨かれてきた。
”ヒトの事なんか知ったこっちゃないわい!”
ってな輩の集まりになっちゃた。
 ”知ったこっちゃないっ!”のは自分の子どもでも同じ。
「ネグレクト」もすっかり定着した。
「PL(製造物責任)」どころの騒ぎじゃない。
製造途中で仕事を放り出しちゃうんだから始末が悪い。
自己のこと以外は全て”知ったこっちゃない”・・・。
親も子もあったもんじゃないんだべな・・・。

  • 厳罰化

 去年、刑法が改正された。
犯罪被害者保護が、その目玉だったとか・・・。
同時に全体に犯罪の処罰がインフレになったと騒がれた。
なんも、なんも・・・。
誰も知らんて!
ほとんどの犯罪者の皆さんは認識してないって!
そんな、チマチマしたやり方じゃ効果はない。
 タバコの値上げと同じである。
1本1円とかって、チマチマ値上げする。
こんな値上げじゃ、ほとんどタバコ止めるヒトはいない。
JТの思うツボである。
中にはへそ曲がりもいるけど・・・。
 ま、それは置いといて・・・。
犯罪者の皆さんがホンキで思いとどまりたくなる処罰にしないと・・・。
マレーシアを見習った方がいいんじゃないべか?
刑務所をどんどん縮小する。
ここに入れた受刑者はラッキーだっくらいの扱いでいいじゃん。
入りきらない受刑者はどんどんウルトラ処分っ!

  • 「国家財産保護法」

 「少子化対策」も騒がれてる。
対策とか言ってもろくなチエは出ない。
子ども作ったら補助金出すとか、カネで釣ることばっかし・・・。
これだけ世の中が「アメリカナイズ」されてんのに・・・。
センセイ方には世の中の変化が見え難いんだべな。
 対策は完全に出遅れてる。
ってゆ〜かあ、思いっきり外してる。
どんな腐った世の中になっても「子どもは国の宝」
これだけは変わらないべや。
「国家財産」だべさ。
 それを守る為のチエは無いのか?
補助金なんてバラまいてないで、上手に育てる為の予算を組めばいい。
もちろん、犯罪や「ネグレクト」からも守なきゃ・・・。
「国家財産保護法違反」は厳罰に処す。
「ネグレクト」なんてえのは、即刻ウルトラ処分だ。
こんなのが子ども作っても意味がない。

  • ケーサツ

 アメリカの「ネグレクト」に対する考え方は徹底してると聞く。
近所の通報で、ソク子どもは保護される。
他人に体罰なんか見られると、子どもが取り上げられちゃう。
疑わしきは「×」・・・。
もちろん、ケーサツが頑張ってる。
 日本は真剣に保護する気があるとは思えない。
児童相談所」なんて中途半端な仕組みで守れると思ってんだべか?
”これはウチの躾けだ!文句あっか!”
”へいへい、こりゃ失礼しました・・・。”
これでお仕舞いである。
「国の宝」を何百人殺せば気が済むんだべか?
 「ネグレクト」の前科があっても、野放し・・・。
山のような虐待のサインが見えていても手出しが出来ない。
殺されるまで待つっきゃない・・・。
殺されるまで待つだけの天下り組織なんか、クソの役にも立たないべや。
やっぱ、国の宝はケーサツが守らなきゃいかんざきっ!
それもマレーシア方式で・・・。