テニスがらみの雑感14

 今日から休みに突入。
年末年始恒例のパターンである。
可能な限りのテニス三昧。
年に1度の特訓である。
 この街の事業所にはいっちょ前なテニスコートがある。
今はオムニコートハードコートが1面ずつ。
普段はテニス部が練習してる。
さすがにこのクソ忙しい年末に使うヒトは誰もいない。
ってな訳で贅沢な貸切状態である。
 但し、冬場のコンディションは厳しい。
ちょっと風が強いと凍える。
日も低いので14:00過ぎたらめっちゃ眩しい。
工場の建物で出来る日陰と日向のコントラストも厳しい。
ボールが消える魔球になる。
でも、いいんだ。
徹底的に基礎練習するべ。

  • 特訓

 ほとんど体育会系のノリである。
ボレー&ボレー。
ミニラリー。
お・も・い〜こんだ〜らっの世界だ。
黙々と打ち合った。
これだけで汗びっしょりである。
 続いてストローク
ストローク&ボレー&スマッシュ。
サービス&リターン&ボレー。
ガンガン打ち合う。
 1時間も打ち合ったらもうヘトヘトである。
もうご馳走様状態・・・。
親のカタキじゃあるまいし・・・。
せっかく貸切・時間無制限なのに・・・もう動けない。
50代の老夫婦だもんなあ・・・。
良くやってるよなあ・・・。

  • 大晦日イブ

 テニスの後はやっぱビールでしょ!
まずは家のスーパードライで練習。
「ちっくしょ〜っ!うめえ〜!」
ま、とりあえずこれでどこに行ってもいい。
せっかくの大晦日イブだし、ディナーに出かけるべか。
ってな訳でさあ、どこに行くか?
 「Wンズ」は嫁さんが今週行ったばっかし・・・。
あと、思いつくのは「Pットゥーラ」ぐらいか・・・。
念のために嫁さんが予約の電話を入れた。
何だか、混んでる風だったけど何とか禁煙席が取れた。
 行ってびっくり。
ほぼ満席。
寒い中、店の前で待ってる客までいる。
大したモンである。
テレビ番組で資金を得て開業したと聞いてる。
もう、借金は全て返したとか・・・。
才能あるかも・・・。

  • 予約席

 出入口に近いところに4人席が2つ空いていた。
両方とも「予約席」の札が乗ってる。
スタッフは迷わず出入口に近い方の席に案内した。
ん?
しかもご丁寧にアドバイスまで頂いた。
「出入口が近いですから奥側のイスにお掛けください」
 ふ〜ん。
そんなら、いっそ奥側の席をくれたらいいのに・・・。
何か事情がある訳・・・?
ほどなくナゾは解けた。
 恥ずかしいくらい声のでかいオッサンとそのご一行が入って来た。
いかにも常連さんと言わんばかりの態度である。
スタッフも代わる代わる挨拶してる。
 オッサンが客人らしいヒトに説明してる。
「この店はハズレが無いよ。何でも美味いからじゃんじゃん頼みなよ・・・」
ウソをつけ!
立派にハズレもあるべや。
 オッサン、絶好調である。
「ドイツじゃ一流ホテルでもエアコンが無くってさ・・・」
海外の話がやたらに多い。
スタッフにも頻繁に声をかける。
「おっ、このソースは美味いねえ。ちょっとレシピを教えてよ」
ああ、恥ずかし・・・。

 今日は店内に黒板がぶら下がってた。
「本日のオススメ」が書いてある。
ふ〜〜ん。
前はこんなの無かったよなあ・・・。
そう言えば、店長っぽいヒトもかわったかも・・・。
 せっかくなのでスペシャルから2品。
【カキの香草フライ】と【プロシュートのピザ】をオーダー。
おっ、チーズも変わった。
すりおろしパルミジャーノの香りがいい。
プロシュートもしょっぱかったけど美味かった。
カキもトマトベースのサワーソースで工夫が見える。
ソースは好みではないけど・・・。
【シーザーサラダ】も【メランザーネ】も相変らず満足出来る。
来る度に企業努力の跡が見えるのは大したモンである。
 嫁さんが解説してくれた。
茅ヶ崎とここ以外にもう1つお店を出したらしいわよ」
「へえ〜、すごいね。どこに出したの?」
「確かキャバクラ」
「へえ〜、キャバクラまで手を広げてるんだ!」
「くっ・・・」
 嫁さん、苦しそうである。
「・・・違うわよ!カマクラって言ったの!」
え〜〜い、ちゃんと鼻をかめっつーに!