まおの食欲の雑感３５
しぶとい！
尿路感染症がなかなか治らない。
先週は結局嫁さんが「F沢動物病院」に連れて行った。
よりによって台風一過のフェーン現象。
乾いてはいたけど気温はあっという間に３５℃オーバー。
エアコンの壊れたサンダーバード３号は大変だったらしい。
ご苦労様である。
「ドクターF沢」はまず尿検査。
「あら〜、ブドウ球菌は無くなったけど今度は桿菌がいるなあ・・・」
やっぱ尿路感染症は治っていなかった。
「抗生物質を変えましょう」
「バイトリル」ってえ抗生物質をもらってきた。
こいつは以前から耳なんかに使ってた。
なかなか優秀な抗生物質だ。
それとグロブリン入りのサプリ。
期待しよう。
- 食欲
暑い所為もあるんだべか。
とにかく食欲が無い。
しかも水もあんまり飲まない。
騙して、すかして・・・。
仕舞いにゃ強制シリンジ攻撃。
この土日で嫁さんの大変さがよくわかった。
缶詰の処方食はまったく受け付けない。
ヘタすると他のドッグフードもダメ。
何とか「干しイモ」と「砂肝」を導火線にして喰わせる。
でも、容易に火は着かない。
時々、自然発火するらしい。
思い出したように置いてあるドライフードを平らげたりする。
訳がわかんない。
「食べることは生きること」なんだけどなあ・・・。
- とこやま
嫁さんと共同作業でお坊ちゃまのカットをした。
いつもなら「Ｋラヤ」のお姉さんにお願いするんだけど・・・。
まだそこまで毛が十分に生え揃っていない。
長いのと短いのが混在してる。
とこやまに出すにはびみょーである。
「Ｋラヤ」のお姉さんも３月以来ご無沙汰。
最後にお願いした時も結構毛が抜け始めてた。
病名を話したらやっぱ引いてた・・・。
早く、電話かけてびっくりさせてやりたいんだけど・・・。
共同作業とは言ってもカットは嫁さんに一任。
ワザの要らない仕事だけは引き受ける。
切った毛を掃除機で吸ったり、身体を押さえつけたり・・・。
出来上がりは上々である。
何たってモトが可愛いから・・・。
- 「何で」
「まおさん」に出掛けた。
お坊ちゃまはすこぶる元気である。
転がるように吹っ飛んで歩いてる。
フェイントを掛けながらあっちこっちに突っ走るので大変。
「痛ててて・・・」
リードを引っ張られる度に五十肩に響く。
この姿を見る限り、まったく全盛期のお坊ちゃまである。
駅前通りを歩いていたら、前方から山吹色の声が・・・。
見ると妙齢のおばさんが３人向かってくる。
「ぎゃあ゛〜！がわいい〜！」
「見て見て、あの歩き方！」
「やんや、やんや」
周囲を憚ることもなく大騒ぎである。
すれ違いざまにお坊ちゃまを取り囲んだ。
相変らず山吹色の声でぎゃ〜ぎゃ〜言ってる。
「何で〜？」
「何であなたはそんなに可愛いの〜？」
思わず吹き出してしまった。
「有難うございます。僕も光栄ですって・・・」
ついつい顔がほころんじゃう。
おばさんパワーはすごい。
ヒトを幸せしてくれる可愛がり方に感心しちゃった。
お坊ちゃまはマイペースでとっとと歩いて行っちゃたけど・・・。
