まおの食欲の雑感１９
- 顔見世
５/４（水）に沼津・三島に出掛けた。
特に用事があった訳じゃないんだけど、顔見世。
サイクル的にもお坊ちゃまが一番好調な日だ。
毎週木曜日が抗がん剤の投与日。
水曜日になると随分調子が良くなってる。
往年のフットワークで飛び回る。
ゴボウだけど尻尾もぴんと立ってる。
食欲も旺盛になって何でも喰いたがる。
これが翌日になると別人２８号になっちゃう。
やっぱ抗がん剤は強烈なんだろう。
何にも喰わなくなって、寝てばっかし・・・。
じーじ、ばーばへの顔見世には今日がベスト。
- 沼津
まずは嫁さんの実家へ。
沼津のばーばにはお世話になりっぱなし。
数年前までウチで同居していたので乳母状態だった。
毎日の「まおさん」や、お留守番もお願いしてた。
ばーばが沼津に引っ越してからもお世話になってる。
海外旅行のたびに来てもらってお留守番。
キリギリス夫婦は安心し切って旅行を楽しんでた。
何て幸せな・・・。
「わしらは、果報者じゃあ〜」
案の定、お坊ちゃまは絶好調。
ゴボウの尻尾を回転させて愛想をふりまく。
「何だか思ったより元気そうで良かったじゃない」
沼津のばーばに喜んでもらえた。
じーじの墓参りをしてから三島へ移動。
- 三島
三島のじーじ、ばーばも喜んでもらえた。
お坊ちゃまは絶好調。
愛想振りまくり状態。
いつもの定位置に水とドライフードをセットする。
何を思ったか、お坊ちゃまはドライフードをバリバリ喰い始めた。
ひえ〜、びっくりした。
普段でも見たことがない。
お坊ちゃまの精一杯のサービスなのかな？
じーじもばーばもニコニコ。
「何だ、まったく元気じゃんか」
「とっても病気には見えないわ」
こうして水曜日作戦は効を奏した。
- 金婚
三島のじーじ、ばーばに水を向けた。
息子の年齢から推測するに今年は金婚だべ？
何かセレモニーをしたらどうか？
思い切って海外旅行にでも出掛けたらどうか？
何ならガイドでついてってやるけど・・・。
急にじーじが無口になった。
いつもの構図だ。
ばーばのホンネは若い頃洋画で見た景色に憧れはある。
パリやローマも一度は見てみたい。
でも、じーじは出来る事なら一歩たりとも動きたくない。
ばーばもそれがわかっているので、行きたいとは言えない。
結局、回答は得られない。
これが昭和一ケタの感覚。
いつもの構図。
傍から何を言おうとどうしようもない。
ばーばが代案を出して来た。
「１度、はとバスってのに乗ってみたいんだけど・・・」
お安い御用。
予約しておく、と言い残して帰宅。
- 投与日
５/５は子どもの日。
全国的に休みだ。
が、「ドクターF沢」とは９：００のお約束。
獣医もラクじゃないなあ・・・。
患者の親としては感謝の念が湧いてくる。
今日は一番ライトなL-アスパラキナーゼと思っていたら違った。
コミュニケーション・ブレイクダウン。
エンドキサンを投与した。
次回はオンコビンを投与すると言ってた。
ってことは２クール目に入ってんのかなあ・・・？
- ３月１８日（金） ガスター筋注 ガスター経口投与 嘔吐と吐血で緊急処置
- ３月２３日（水） L-アスパラキナーゼ筋注 プレドニン経口投与
- ３月２４日（木） オンコビン点滴静注 プレドニン経口投与
- ３月３１日（木） エンドキサン点滴静注 プレドニン経口投与 血尿発現（４/４にも発現）
- ４月 ７日（木） オンコビン点滴静注 プレドニン経口投与 尿検査異常なし （４/１１血尿発現）
- ４月１４日（木） アドリアシン点滴静注 プレドニン７日分
- ４月２１日（木）〜 投薬なし
- ４月２８日（木） オンコビン点滴静注 抗生物質経口投与 ５/１から駆虫剤も経口投与
- ５月 ５日（木） エンドキサン点滴静注 抗生物質経口投与 「休診日ですがお待ちしてます」
- ５月１２日（木） オンコビン点滴静注（予定） ２クール目か・・・？
抗がん剤投与後のお坊ちゃまは絶不調。
ぐったりして何も喰わない。
時々、震えのような、痙攣のような動きをする。
立ってもゆらゆら揺れてることもある。
何だべ？
確かに年寄りでもある。
犬にもパーキンソンみたいなのがあんのかな？
