豪華昼メシのこと 【1/30】

  • ダーク

 【ボラボラ島】最後のメシ。
そりゃー豪華にすべーじゃ。
ビーチバーに寄る。

「ひゃあ、『ヒナノ』4本と、水を2本くいよーっ!」

おばちゃん、すっかり顔を覚えちまった。

「ハ〜イ!ナカノさ〜ん、『ヒナノ・ダーク』ってのもあるのよ。どう?」

 面白れえ。

「知らんかったなー。是非、飲んでみんべーじゃ!」

早速オーダー。

「んじゃ、2本を『ダーク』に取り替えるかい?」

んにゃっ!
追加してもらった。
 おばちゃん、笑ってる。

”ひゃあ、おみゃあら、どんだけ飲みゃ気が済むだかねー”

って思ったべなー。
氷バケツに突っ込んでくれた。

「こんなに持てにゃあら?オーケー!オーケー!部屋に届けてくれるべーじゃ!」

何て、優しい・・・。

  • 湯せん

 おばちゃん、届けてくれた。
チャリンコリヤカーで・・・。
有り難てゃあこんだで。
まずは、シャワーを浴びる。
その間にメシの仕度もしとく。
メニューは、カップ麺とおにぎりとゆで卵。

「ひゃあ、ここまで来てそれだかねー?」

 ティファールのポットがあった。
これでおにぎりとゆで卵を湯せん。
ビニール袋に入れてポットにぶっ込んどく。
ちゃあんと、アチアチが出来た。
あとはカップ麺用にお湯を沸かす。
準備万端。

「さあ〜て、最後の1っぴゃあをやるかねー!」

 「ヒナノ」で乾杯。
今朝、テイクアウトしたつまみもある。
汗かいてるからビールが美味ゃあこと・・・。
っつか、何時でも美味ゃあ。
散々飲んだ後は、仕上げのメシ。
カップ麺、おにぎり、ゆで卵。

「あ〜〜、幸せだーっ!帰ゃーりたくにゃあなー・・・」