続々々・【金魚】のこと
- お代わり
たまらずビールお代わりっ!
「ちっくしょーっ!こんなセコいビールをお代わりなんて・・・」
悔しい。
でも、背に腹は代えられにゃあ・・・。
消火作業だで。
次に【土鍋】に挑戦。
”ばっかあ〜〜〜んっ!”
更に汗が噴き出して来た。
メガネに汗が落ちて視界を遮る。
喰ってる器に汗がボタボタとたれる。
「ひゃあ、冗談だらーっ!この辛さはハンパじゃにゃあでっ!」
タオルのハンカチは絞れるくりゃあ・・・。
- 客層
全体に空いてた。
他に2〜3組しか客がいにゃあ。
会話を聞いてると、」どーも日本人っぽくにゃあ。
へな訛りのオンナの子と、中年のオッサンのペアもいた。
オッサンが猫なで声で気持ち悪りぃ。
「ひゃあ、本場の味を求める本場のヒトが来る店じゃにゃあか?」
やっと終わった。
とりあえず悔しいから全部喰った。
あんだけ汗かいたらきっと太んにゃあら?
お会計、5千数百円。
「ひゃあ、【☆の点けようがにゃあ!】。何喰ったんだかでんでんわかんにゃあで・・・」
薄暗りゃあ穴グラみてゃあな店を出た。
疲れがどっと出た。
何とも言えにゃあ徒労感。
NETで調べた労力。
わざわざ足を運んで来た労力。
「ひゃあ、さらば!今生の別れだで・・・」