最後に・恵比寿界隈のこと
- リベンジ
オイスターバーはリベンジだで・・・。
いつか存分に喰ってくれる!
何せ、時季が悪りぃ。
年末の、クリスマスの、日曜日・・・。
「ひゃあ、混まにゃあ訳がにゃあじゃ!」
他の店もみんな混んでる。
戦意喪失・・・。
「ひゃあ、どっか他んとこへ行くべーじゃ」
恵比寿駅に向かった。
それにしてもノドが渇いた。
ハラも減った。
駅にビアスタンドがあった。
さすが恵比寿駅。
ふつーの駅のオヤジの立ち飲みとは違あ。
ぐっとオシャレ。
結構ヒトが入ゃーってる。
女性同士もいる。
「ひゃあ、ここで1っぴゃあ引っ掛けてくべーじゃ」
- エビス
ホントにエビスのビアスタンドだった。
種類も幾つかある。
んで、お値段はちっとお高い。
その代わり、仕事は丁寧。
ビールの注ぎ方なんかプロフェッショナルだった。
「ひゃあ、泡の木目といい、量といい、完璧だら?」
喰いモンはあんましにゃあ。
ミックスナッツとか、軽いつまみ程度。
「ひゃあ、そらホントのバルじゃにゃあだから・・・」
でんでん困んにゃあ。
必殺ドラエモンのポシェットがある。
こん中にゃ何でも入ゃーってる。
シャケとばでも、柿の種でも、何でもござれ。
美味かったあー。
乾いたノドに染み渡る。
そもそもエビスそのものが美味ゃあ。
それの産地直売。
お膝元。
不味いモンなんか出せる訳がにゃあ。
「ひゃあ、美味ゃあに決まってんじゃんか!」