「サンクトペテルブルク」の晩メシのこと

  • 交差点

 バスが交差点の中で止まった。

「へ?ここで降りるの・・・?」

降りるんである。
「久美」さんが焦り気味。

「バスが長く留められませ〜んっ!少々急いでお願いしまあ〜す」

そんな無謀な・・・。
 ま、これもロシア風なんだべな。
何となく、それもありみたいな・・・。
クラクション鳴らすクルマも思ったほど多くない。
 ってな訳で、晩メシはちょー街中。
繁華街のレストランだった。

【СФИНКС】

っとか書いてある。
う〜〜〜む。
ひょっとして、これは・・・。

スフィンクスっ!」

  • 「名物料理」

 今回も名物料理があった。

【つぼ焼き】っ!

何じゃ、そりゃ?
【つぼ焼き】って言えばサザエ・・・。
美味いんだよなあ〜、これが・・・。
磯の香りと、醤油の焼けた匂い。
う〜〜ん。
たまらんっ!

「あり得ないべっ!」

 ま、とりあえずビール。
さすが、都会。
繁華街のド真ん中っ!
ビールもハイカラっ!
【Балтика】(バルチカ)っとかは出てこない。

【Carlsberg】(カールスバーグ

何じゃ、そりゃ?
 デンマークビールじゃんっ!
シャレたつもりなんだべか・・・?
日本でも小ジャレた店で、インポートビール出すみたいな・・・。
やっぱ、ヨーロッパはロシアの憧れ?
 でも、我々日本人ツアーには関係ない。

「大和民族にとっては、何でも洋モノなのっ!」

っと思ったけど、値段は納得。
500mlで90ルーブル(約450円)。
ま、リーズナブルか・・・。