補修シーズンのこと

  • フトーコー

 「サンクトペテルブルク」はフトーコー。

不登校?”

んな訳ゃない・・・。

不凍港だべやっ。”

 不凍港とは言っても、やっぱ冬場はやっぱ厳しいらしい。
寒いだけじゃないらしい。
湿気が多くてどーしょうもないんだとか・・・。
建物の補修工事は出来ない。
 ま、思えば北海道もそうだったけど・・・。
半年間は雪ごもり。
特に田舎はそうだった。
農業も、漁業も休業状態・・・。
毎日、どうしてんだべ?

「毎日、飲んで、喰って、パチンコっ! 」

わっかりやすいっ!

  • 補修

 「サンクトペテルブルク」は夏がシーズン。
観光のシーズンでもあるけど、補修のシーズンでもある。
一番いいシーズン。
なのに、街中足場だらけ・・・。
特に古い街並みに工事現場が増えちゃう。
それもやむを得ない。

「景観保護地区」なんである・・・。

そりゃ、皮肉だよなあ〜。
 多分、工事業者の技術は高いと思う。
ま、元々ヨーロッパの優秀な職人を引っ張って来た。
その末裔たちがやってるんだから・・・。
きっと血は争えない。
 しかも新築の建物は出来ない。
規制が厳しくって、建築許可が出ないそうな。
ここの”でえく”は改装工事しか機会が無いんである。
外装を残したまま、中だけを改装する・・・。
さぞ、高等技術だと思う。
日雇い派遣を集めて、プレハブ造るのとは訳が違うべな・・・。
 環境が厳しいほど高い技術が要る。

”疾風に勁草を知る・・・”

ってか?
ちょと違うか・・・。

”風が吹けば、オケ屋が磨かれる・・・。”