【富士山】のこと 24
- 休憩
旨かった。
美味ゃあ、とはちぃっと違あ。
旨ゃあ。
このロケーション。
この瀕死の状態で喰うラーメン。
「これ、ぜってゃあ喰ったこんがある味だなー・・・」
インスタントラーメンだで!
でも旨ゃあだよ!
ちょっち休憩・・・。
店内はイス・テーブルじゃにゃあ。
板張りの小上がりみてゃあになってる。
ストレッチしてゃあ。
横になって背中を伸ばす。
「あ〜〜〜〜っ!気持ちいいっ!元気が出たで!」
店の中にゃ5〜6人の客がいた。
爆睡状態の客もいる。
そこへ麓からの補充荷物が届いた。
おっさんが受け取る。
それを寝てる客の横に下ろす。
「どっす〜〜ん!!!」
客は飛び起きた。
「あれって、ぜってゃあはだってやってるよなー。山荘って随分殺伐としたモンだで・・・」
- トイレ
とことん溜め込んだ。
っつか、汗かいてあんまし催さにゃあ。
下山の前に寄ってく。
山荘に近きゃあ2つのトイレは使用禁止。
何か工事中だった。
「ここで工事ったって、容易な「こんじゃにゃあよなー」
使用可能なトイレ発見。
料金300円ってデカデカと書いてある。
ヒトがいる訳じゃにゃあ。
料金箱がある。
高きゃあっ!
「でも、こんなとこだしなー。しょんにゃあよなー・・・」
ってんで300円払う。
案の定、あんまし絞れにゃあ。
ンコもしたくにゃあ・・・。
「ひゃあ、割高なトイレだったなー・・・」
トイレを出る時に母子連れが入って来た。
お母さんに言われて、坊やが300円支払う。
とりあえず用を足す。
5秒っくりゃあ・・・。
「ありゃあ、もっと高きゃあなー・・・」