さくらのこと五たび
- ソーゴー公園
さくらと言えば、ここっ！
この街でも随一のさくらの名所。
そりゃ、やっぱ公園だべさ。
ハンパじゃない数のさくらが植えられてる。
公園内に大きな芝生の広場がある。
これに連なってちょっとした丘がある。
この丘を中心にさくらのゾーンが造られてる。
右も左もさくら。
満開の頃は、さながらさくらの海って風情である。
当然、この時季は賑わう。
家族連れや、アベックがいっぱい集まって来る。
老いも若いも花見に来る。
ビニルシート持って、飲み物食い物持って・・・。
ここでは古典的な花見が見られる。
花見って言うと、札幌を想い出す。
札幌のさくらは、ゴールデンウィーク明けである。
さくら前線は、ちょうどゴールデンウィークの頃に函館に上陸する。
それからじわじわと北上して来る。
札幌に到着するのは、５月の半ばだべや。
良く”まお”を連れてあちこちの公園に散歩に行った。
この時季は花見の真っ盛り。
札幌の花見と言えば・・・？
【ジンギスカン】
お約束なんである。
”まお”がこの匂いに釣られて理性を失う。
ま、もともと無いって噂もあるけど・・・。
メートルの上がったオッサンが”まお”を見つける。
「お〜、メンコだなあ〜っ！それ、喰えっ！」
ラム肉を放ってよこしたりする。
”まお”は、ほぼ丸飲み・・・。
- 花冷え
ソーゴー公園は寒かった。
気温も低く、風も強い。
とてもじゃないけど、シート敷いて酒飲む気候じゃない。
んでも、結構ヒトが集まってた。
根性で腰を据えて飲み喰いしてる。
”さぞ、寒かんべなあ〜・・・。”
”そら”とさくらの下を歩く。
ワンコがいっぱいいる。
どこんちもご自慢のワンコを連れて歩ってる。
ワンコは会えば必ず寄ってきて臭いをかぎ合う。
この繰り返しでなかなか先に進まない。
当犬の社会勉強にはなってる。
っとニンゲンは勝手に思ってる。
多分、当犬にとってはど〜でもいいんだべな・・・。
