「ポロス島」「イドラ島」観光のこと
- 探検
早速、船内の探検に出かけた。
船は3層になってる。
1階キャビンには、レストランやバーコーナーとステージがある。
2階はキャビンがラウンジで、バーと売店がある。
後部にデッキもあって日向ぼっこも出来る。
3階はデッキだけで吹きっさらしである。
真夏はいいけど、この時季はずっとデッキって訳にゃいかない。
しかも、めっちゃタバコ臭い。
さすがにキャビン内は全席禁煙になってる。
デッキは至るところでモクモクやってる。
いずれにしてもいられない。
1階のレストランに陣取った。
ヒマである。
窓際の席で海を眺めてるしかない。
- 朝のビール
「しょうがないからビールでも飲むかね?」
朝のビールである。
バーコーナーに買いに行った。
たかが350mlの缶ビールなのに、3.5ユーロ(約525円)。
ま、しゃーないか・・・。
「トゥ、ビア、プリ〜ズ!」
スタッフに運ばせるから、席で待てという。
ってえ事は、チップが必要か・・・?
回らないアタマで考える。
”え〜っと、7ユーロの15%っくらいだと・・・。”
んなあ〜んて考えてる間にビール到着。
「サンキュー」っとコインを渡す。
スタッフが一瞬、戸惑ってコインを返そうとした。
「OK!OK!、ユ、テイキィット」
ええカッコしちゃった。
スタッフは嬉しそうに去っていった。
ん?
しまった!
間違った。
2ユーロ硬貨、あげちゃった!
675円の缶ビールになってしまった・・・。
周りを眺めてみると、チップなんか渡してるヒトは見当たらない。
特に東洋人はまったく出してない。
悔しいからナンピン買いだ。
ってんで、お代わり。
要するに、飲みたいだけだんべ・・・。
- 「ポロス島」
小さな島である。
でも、何となく風情がある。
ここの寄港時間はわずか40分。
「ヨーコさん」情報では、「焼きダコ」が名物だとか・・・。
リタイア組は一斉にタコに群がってた。
NET情報によると、丘の上に港を一望出来る時計台がある。
一気に駆け登った。
結構、メジャーらしくて観光客が一杯だった。
確かにいい眺めである。
バカとニワトリは・・・。
ひと汗かいた。
のんびりと土産物屋をおちょくりながら、汗を冷ます。
キオスクみたいな売店があった。
「Amstel」缶、350mlが0.8ユーロ(約120円)だった。
そ〜だよなあ・・・。
これが相場だよなあ・・・。
ごっそりと買い込んだ。
船に乗り込むと、ほぼ12:00である。
ここで第1班が昼メシ。
まずは白人系の毛唐が優先だった。
ま、まだ腹も減ってないからいいんだけど・・・。
- 「イドラ島」
ここは良かった。
寄港時間も75分と、少しのんびり・・・。
クルマ禁止の島で、今でもロバが現役である。
何とも言えないいい雰囲気だった。
海の水もここが一番キレイだった気がする。
港の前は土産物屋が並んでる。
「日本円でもダイジョブです。どぞ、見て下さい!」
日本語の呼び込みがすごい。
海の家かと思っちゃう・・・。
昔の砦の跡や大砲などを見物して、街並みを歩いた。
これが一番面白かった。
いろんな発見がある。
ロバの背中にベッドをくくり付けて運んでるヒトとすれ違った。
”ホントに足代わりなんだ・・・。”
写真に収めたくなる景色がたくさんあった。
「ブーゲンビリア」と白壁の家屋はやっぱ”絵になる”。
ヨットハーバーとカフェも”絵になる”。
将来の夢の「エーゲ海クルーズ」に大いに参考になった。