カイロ〜アレキサンドリア雑感

  • 交通信号

信じられないが、信号がほとんど無い。
エジプトの人口は6,800万人、その内1,250万人がカイロに住んでいるとか。
にもかかわらずこの大都会には信号がほとんど無い。
と言うより交通ルールが存在しないに等しいと言った方が正しい。
ルールはあるらしいが、誰も守らないそうだ。
早い者勝ちの道路を走るのは腕と度胸が頼り。
観光客が道路を横断するのは命がけだが不思議と段々コツが分かって来る。
国もあまりの交通事故の多さにやっと腰を上げた。
交通ルールを守る運動を始めたとか・・・。やれやれ。

今日は金曜日。
イスラムの休日で街がすいているとの説明であった。
が、どこが?と言うヒトの多さである。
街のあちこちでスーク(市場)を見かけた。
イスラムの休日は皆、集団礼拝に行くのが決まりなのだそうだ。
と言う事は一般市民の消費の為の時間は極めて限られていると言う事か?
個人消費が期待出来ないと言う事は・・・。

空港から始まって、至る所でいろんな人がナニゲに鉄砲をぶら下げている。
かの有名な銃だが、緊張感無く歩いているのがとても気になる。
軍人か警官らしき制服の人ならまだまし。
テレビで見たタリバンとかと大差無い装束の人が鉄砲下げていると気持ちが悪い。

  • TRAVCO

現地最大手の旅行会社らしい。あちらこちらでお仲間を見かけた。
現地スルーガイドはアブドさん(正確にはアブドラ何たらかんたらで忘れた)。
カイロ大学卒のインテリで回転が良かった。
日本語も上手で説明も懇切丁寧、素晴らしい大当たりのガイドさんだった。
反面、バスドライバーは大はずれ。
とても人間を乗せてる意識は無さそうである。
急発進・急ハンドル・急停止。日本だったら即刻クビである。
アブドさんも何度か注意していた様だが、信念がありそうだ。
結局カイロの3日間、このドライバーに振り回された。