癌スケ襲来

・休会
今日が最後のテニス。
しばらくは出来ない。
っつか、2度と無理かも…。
そんな思いを引き摺りながら、レッスン受講。
ついつい頑張っちゃう。
一球入魂。
もう、こんなショットは打てない。
このタマには2度と遇えない。
「次があるヒトには、理解出来にゃあで。」

レッスン終了。
「終わっちった…。」
A賀コーチに話した。
っとは言っても、詳しくは言えない。
余計な気を遣わせたくない。
「ちょっと、入院する事になってしまいました。必ず良くなって戻って来ます。それまで、休会とさせて下さい。」
コーチは唖然。
そりゃ、そーだべ。
ホンの数分前まで駆け回ってた。
入院?
はあ~~っ?
って思うべ。

「お待ちしてますっ!」
コーチも、それっきゃ言えない。
あれこれ訊けない。
そりゃ、訊けない雰囲気で話したから。
ま、仕方ない。
コートを後にした。
やっぱり、景色が歪んで来ちゃう。
「ちっきしょーっ!危ねえじゃねえかっ!」
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〈そら〉

・社会復帰
癌スケ襲来以来、沢山ブログを読んだ。
とにかく情報が少ない。
特に下咽頭癌スケ情報は少ない。
国立がんセンターがパンフとか出してる。
そりゃ、ひと通り読んだ。
でも、イマイチわかんない。
「要するに、標準の教科書やね。」
勢い、ブログに走る、

ブログだって、十分じゃない。
咽頭癌スケは少ない。
あと、宣伝用も結構ある。
っとなると、量をこなさないと…。
玉石混淆で乱読。
エキスだけ参考にしたい。
それっぽいモノは見えて来た。
「この癌スケに、夢のような治療法はない!」
「その治療法だって、100%じゃない!」
「社会復帰は可能だが、フェーズが変わる!」
「復帰の努力が報われる場合もある!」
発声法のメリット・デメリットは、トレードオフ!」
こんな感じ。

方向は決めた。
生きる事を選んだ。
そーゆー面では、迷わない。
目の前のハードルを、1つ1つ越える。
これに徹する。
でも、ささやかな夢も持ちたい。
社会に触れていたい。
そんな思いで、ブログを観てる。
復帰した方がテニスしてる動画があった。
う~~ん…。
「これなら、やらなくてもいっか!」