大阪出張のこと
- 出張
最近、すっごく出張が多い。
ってゆ〜かあ、出張を増やしてる。
1週間の内、3日っくらいは出張してる。
まともに東京に出勤するのは、週に1〜2日。
たまに出勤すると、近くの席のヒトに挨拶される。
「お久しぶりですねえ〜」
「いやあ、ホントにご無沙汰してます・・・」
かなり無理矢理・・・。
強引に出張を作って出掛ける。
「会議」、「会議の為の打ち合せ」、「その為の視察」、「視察の為の打ち合せ」・・・。
いくらでもネタはある・・・。
東京の事業所は暗くって、空気が薄い。
しかも嫌気性のバイキンがウヨウヨと繁殖してる。
こんなとこにいたら、健康を害する。
”逃げるが勝ちっ!”
- WEB
そーゆー意味では、便利な世の中になった。
どこの事業所に行っても、パソ子が使える。
サーバーにアクセスすれば、どこでも仕事が出来ちゃう。
別に、東京の事業所にいなくってもOK。
e-メールで連絡は全て出来る。
上司の承認も、決済手続きも全てWEBで出来る。
最近は、上司を”CC”に入れて、確認されてる証拠にしろとか言われる。
パソ子さえあれば、何でも出来ちゃうんである。
そーは言っても、人間関係も大切だべ。
んな〜んて言ってたのは、昔の話。
空気が薄いところでは、人間関係も希薄になる。
もう1年経とうとしてるけど、同じフロアの住人で半分は名前も知らない・・・。
”事務所なんか要らないべやっ!”
- ギリチョン
気の毒な人種もいる。
- いつも部下の顔を見てないと不安になる上司。
- 毎日、口頭で仕事の報告がないと不安になる上司。
- 女性社員だけを連れて、社バラで昼メシ喰って安心する上司。
- 夜は社バラで部下に飲ませて、コミュニケーションだと悦に入る上司。
この手の人種は、事務所が無くなったら死ぬ・・・。
何故かこの手の人種は朝が早い。
これが又、始末が悪い。
少しでも仕事を片付けようと早めに出社した部下をとっ捉まえる。
「ちょっと話があるんだが、コーヒー飲みに行こう・・・」
部下はせっかく早く出て来ても台無し・・・。
コミュニケーションを大切にしてると悦に入ってるのは本人だけ。
かくして、事業所全体の出社時間が遅くなった。
誰もが定刻、チャイムと同時に出社して来るようになった。
それでもわからん人種はわからん・・・。
「何だか、最近みんな出て来るのが遅いなあ・・・」
幸せな人種である・・・。
- 転勤
そんなに今の事業所がヤなら、転勤すればいい・・・。
その通りっ!
転勤して違う事業所に行けば、雰囲気も変わるかも・・・。
それもいいかも・・・。
待てよ・・・。
今、異動出来るとしたら埼玉の事業所か、大阪の事業所・・・。
他には考えられない・・・。
う〜〜〜ん・・・。
埼玉はまだしも、大阪がなあ・・・。
っとか考えつつ、大阪に出張した。
いつもながら、妙な緊張感を覚える。
何か、雰囲気が違う。
街を歩きながらも、周囲を警戒してキョロキョロ・・・。
正面から、ベビーカーを押した母子連れが来た。
何だか赤ん坊が駄々をこねて、泣いてる。
「そんなん、いややあ〜っ!いややあ〜っ!」
げっ!
赤ん坊まで、関西弁やっ!
”大阪転勤なんか、ぜってゃあ、いややあ〜っ!”