フライト前の小旅行のこと
- マナー
今回の旅行社はトラピコである。
嫁さんいわく、電話応対は抜群に良かったらしい。
自らの体験を元にいろいろアドバイスしてくれたとか・・・。
ホテルはロケーションのいい所を選ぶべきとか・・・。
オプションなら「マラッカ」がオススメとか・・・。
事務的に受け付けるオンナノコとはひと味違ったらしい。
結果的にこれが大正解だった。
旅程表には、いろいろ付録が付いてた。
いつも通りの土産物リストや保険のチラシもあった。
これとは別に「海外旅行のマナー」ってなパンフレットがあった。
”おっ！”っと思った。
やっと、こういう対応がされるようになったか・・・。
今まで、旅行の度にアンケートに書いた。
”旅行社が恥をかかないようにマナーを教えるべきだべさっ！”
”特にこれから大量に旅行市場に放出される世代は要注意っ！”
パンフレットの出来は悪くなかった。
食事のマナー、エレベーターのマナー、タバコのマナー・・・。
ホントは海外に限ったこっちゃない。
日本でも同じことなんだけどね・・・。
って事は元々の躾けが出来てないってことか・・・？
果たして、そういう一番読んで欲しいヒトビトが読んでくれるかどうか・・・。
- 旅程表
成田集合は１２：１０となっていた。
フライトは１４：１０の「ＪＬ-７２３便」である。
今回は添乗員付きの団体行動って訳じゃない。
何で２時間も前に集合すんだべ・・・？
出国審査や何かが混むといけないから、ゆとりを持って・・・？
ヤっ！きっと何も考えてない！
機械的に決めてるんだべさ・・・。
旅程表にもいろんな注意書きがあった。
- スケジュールは変更になる可能性もある
- 土産物の売り込みは要らなければ「毅然と」断わってくれ
- 条例でタバコのポイ捨てはＲＭ５００の罰金
- 同じく立小便はＲＭ１００の罰金
きっと過去のトラブルの積み重ねだんべな。
よっぽど旅行社に尻を持ち込む客が多いんだべ・・・。
- 小旅行
成田空港は遠い。
いつもながらちょっとした小旅行である。
我が街から出掛けると、ざっと３時間。
ＪＲの鈍行で行っても、特急で行っても大差はない。
ＪＲ料金も片道２，５００円っくらいかかる。
特急を利用すれば片道ざっと５千円。
横浜からバスって手もある。
でも、これも料金・時間ともに変わらない。
スーツケースを送ると１つ約２千円。
往復割引があっても３，５００円っくらい。
これもバカになんない。
ただ手ぶらで行ける魅力は大きい・・・。
いずれにせよカネのかかる小旅行なんである。
更に空港利用料もかかる。
「燃料サーチャージ」とかいうふざけた料金も取られる。
何とマレーシアまで１万３千円だと！
空港のレストランは常軌を逸した値段だし・・・。
ここまでですでに１人３万数千円が上乗せになる・・・。
まさに温泉１泊旅行が出来る・・・。
- ライト
今回はたかが３泊５日である。
出発もゆっくりだし、スーツケースも１つで済む。
小旅行に大金投じるのももったいないべ。
ってんで、スーツケースを転がしながら出掛けた。
ＪＲ駅までの道路はしょうがない。
ゴロゴロと騒音を立てて転がす。
駅ビルは随分整備されて、エレベーターもエスカレーターもある。
更に駅のホームにもエレベーターが出来た。
すっかり汗かく必要が無くなった。
成田空港に行くにはＪＲ「戸塚駅」で乗り換え。
東海道線と横須賀総武線が同じホームの反対側である。
スーツケースも転がして行けるので楽ちんだ。
ここで「エアポート成田」ってのに乗り換える。
あとは空港まで一直線。
料金的にも一番経済的だ。
難を言えばこの電車、イスがめっちゃ堅い。
２時間半も乗ってるとケツが痛くなってくる。
それとサラリーマンや学生もどきも多い。
店広げて、ビールを煽ってるって訳にゃいかんざき・・・。
ちょっと海外旅行の盛り上がりに欠けるんだよなあ・・・。
- 「ＭＯＭＯ」
店の名前である。
空港第２ターミナルでは、いつもここでメシを喰ってた。
隣にもっと立派な造りと値段の中華料理屋もあるのは知ってる。
でも、入る気がしない。
何でこんなところまで来て・・・。
「ＭＯＭＯ」は比較的チープである。
良く言えば、カジュアル感覚で入れる中華料理。
要はラーメン屋なんだけど・・・。
安いってったって、生ビール（大グラス）が７００円っくらい。
シンプルラーメンが８００円っくらい。
「五目ラーメン」は１，０５０円。
あとはほとんど１品千円見当である。
いつも通り「ビール」「餃子」「五目ラーメン」「炒飯」をオーダー。
これで、ざっと４千円である。
いきなり嫁さんの注文した「五目ラーメン」がシカトされた。
待てど暮らせど出て来ない。
文句言った挙句、出て来たモンが全部不味いっ！
喰ってる内にだんだん口数が減ってきた・・・。
どうも調理人が変わったらしい。
５月に来た時より、明らかに不味くなった。
「イエローカード」じゃ済まないなあ・・・。
「１発レッドカード」である。
