小市民のつぶや記

タリン・両替所

*世代問題の雑感18

  • ケーサツ

 これからどんな世の中になるのか?
あんまりいい要素は思いつかない。
カネと資源と喰いモノと仕組みと・・・全部不安。
多分、誰も手に負えない。
でも、仕組みだけはもうちょっと何とかなるべやって思う。
 要するに事件・事故を防ぐ仕組みである。
特に事件を防ぐ仕組みの立役者はケーサツだんべ。
はっきり言って今のケーサツは舐められてる。
それも、ウチのお坊ちゃま並み。
べろんべろんである。
 宮城県の駐在所でケーカンが中学生に刺されたとか・・・。
この子どもは拳銃欲しさにケーカン相手に笑顔で30分間も芝居をうった。
課題研究でケーカンの仕事を教えて・・・だと。
ケーカンが背中を向けた途端、襲い掛かった。
滑り止めした刃物を2本用意して、準備万端だったらしい。
子どもは取り押さえられたが、ケーカンは重傷。
 このニュースを聞いて思った。
舐められたモンだ・・・。
ケーカンが子どもに襲われる・・・?
何時の間に、こんなにケーサツに威厳が無くなっちゃったのか・・・。
こんだけ舐められると、他の悪人にも影響するべや。
その内、ケーカンの目の前で犯罪が起きるかも・・・?
 しかも、ケーサツはあまりにも不親切だ。
何で、発砲しなかったんだべ?
何で、ケーカンに立ち向かうとこういう目に合うんだって教えてやらんかったんだべ?
せっかく「痛み」を知る事が出来る絶好のチャンスだったのに・・・。
せめて2度と刃物なんか持てないようにしてあげたら良かったのに・・・。
不親切なこった・・・。
 人間の質はまんべんなく落ちてんだべ。
もちろん、この子どもの親なんて論外。
だけど、「躾」を放棄されたこんな子どもがうようよ転がってるのが現実。
現実に仕組みが合ってないんだべさ。
子どもにこんな気持を起こさせるケーサツの仕組みが悪い。
もっともっと、ケーカンは恐い存在でなきゃいかんべ。

 今や、世界でも注目される仕組みらしい。
但し、国によってだけど・・・。
確かに海外でもこの「KOBAN」の文字は見たことがある。
治安を維持し、地域住民の信頼を得られると好評だとか・・・。
確かに今までは良かった。
今までの日本ではず〜っと有効に機能して来たと思う。
要するにある一定の人間の質があれば機能出来ると思う。
 でも、限界もあるべ。
一定の人間の質が維持出来なくなった時は役に立たないべや。
人間の質はまんべんなく落ちて来た。
地域住民もケーカンも同じだべ。
そろそろ日本もこの仕組みだけじゃ危うい気がするんだけど・・・。
 アメリカでこんな仕組みは最初っから通用しないべ。
猫も杓子もテッポウ持って歩いてる国だ。
自分以外のモンは片っ端から撃っちゃう。
利己主義の野蛮人の集まりだもん。
KOBAN」なんて置いたら格好の標的になっちゃう。
ケーカンなんて命が幾つあっても足りないべなあ?

  • 少年犯罪

 今年の1〜6月の間で逮捕されるなどした少年は5万9千人だった。
昨年同期と較べると6%減ってるそうだ。
何せ、人口が減ってく中だから当ったり前だんべ。
但し、凶悪事件は減ってないそうだ。
しかも今まででは考えられないような事件が起きる。
 そ〜なのである。
考えられないような事件が起きる。
多分、これがこれからの世の中だんべなあ・・・。
ホームレスを殴り殺す。
通り掛かりの子どもを刺し殺す。
幼児をマンションから突き落とす。
爆弾を作って授業中に爆発させる。
兄弟をハンマーで殴り殺す。
両親を殺してガス爆発を起こす。
そしてケーカンを襲う。
ケーカンを襲うのはそんなに珍しい事じゃなくなったけど・・・。
 何で考えられないような事件が起きるか?
簡単なこって・・・。
それが出来る環境だからだんべ。
みんなが忙しいし・・・。
みんなヒトの子どもの事なんか興味がない。
ヘタに関与して「体罰だ」「訴えてやる」なんて言われちゃあわない。
自分ち子どもの「躾」でさえ興味がない。
自ずと「痛み」を知らない子どもが野放しにされる。
野放しの子どもの悪事は青天井。
 だから仕組みが悪いと思う。
03年10月に起きた千葉のケーカン襲撃事件は示唆に富んでる。
この時のケーカンは包丁で切りつけた子どもの太ももを撃ち抜いた。
このケーカンは偉い!
「躾」を放棄された野放し状態の子どもはこれでいいと思う。
野放しの子どもはホンモノの銃が欲しいのである。
かといって世の中、キチガイに刃物って訳にゃいかない。
でも、せめてタマに触れさせてあげればいい。
「痛み」もわかって、親切この上ないべ。