成田までの小旅行の雑感
- 学習機能
久々の海外旅行。
去年のイギリス以来、ほぼ1年ぶりだ。
海外旅行にツキモノなのが成田までの小旅行である。
これがなかなか・・・。
去年は宅配便代をケチってえりゃあ目にあった。
スーツケース2個をゴロゴロ押して家を出発。
作戦は完璧だった。
スーツケースは駅ビルのエレベーターを使って運ぶ。
戸塚駅で東海道線から横須賀線に乗り換えればホームは向かい側。
そして東京駅で同じホームでNEXに乗り換えれば成田直行だ。
ところが早朝で駅ビルのエレベーターはいごいてなかった。
仕方なく3階分の階段を引っ張り上げた。
朝っぱらから重労働で全身汗みどろ。
そして始発電車の冷房の効くこと!
バカみたいに冷やしてくれた。
汗が冷えて震えながら成田まで行った苦い想い出がある。
いくらボンクラでも学習機能がついてる。
今年は早々に宅配便を予約。
1個、2,000円は法外だけど仕方ない。
御身大切、御身大切・・・。
- 成田エクスプレス(NEX)
ホントは乗りたくない。
何で公共の施設に行くのにこんなに不便なんだべ?
エアポートっちゅう鈍行もあるけど、えりゃあ便数が少ない。
それも以前より減ってるような気がする。
成田の集合時間に合わせるとほぼNEXしかない。
ヒトの足元を見た悪徳商売としか思えない。
特急ったって名ばかり。
スピードなんか鈍行と大して変わりがない。
座席が指定で、荷物置き場があって、車内販売がある・・・。
これだけで特急券が1,860円かかる。
釈然としないがこれに乗らないと気分が出ないというヒトもいる。
わからないでもないけど・・・。
ま、いっか。
ささやかな抵抗でいつも東京駅でNEXに乗り換え。
大船乗り換えだと2,490円。
料金が全然違う。
ど〜だ、参ったか!
- 集合
成田空港の団体旅行受付カウンターに行く。
今回の添乗員、キョーコさんが受付けをしていた。
40歳ちょい手前かな・・・。
ん?誰かに似ている・・・。
あっ、旭新聞の夕刊だ。
夕刊のマンガに出てくる「地球防衛家」のお母さんに似てる気がする。
「はい、宜しくお願いします。早速ですが集金よろしいでしょうか?」
2人分で31,200円。
バカにならない金額である。
そもそもあんまり愉快じゃない集金だ。
添乗員だって会った早々集金じゃイヤだんべなあ〜。
でも、ベテランらしい慣れた対応である。
事務能力は高そうだなあ・・・。
- 旅ズレ
今回の参加者は23名。
内、夫婦連れは6組、半数は1人ズレである。
チョーベテランというか旅慣れたヒトばかり。
正確に言うと団体旅行ズレしたヒトビトばかり、かな・・・。
あっちこっち行きまくって行くところが無くなっちゃったって感じ・・・。
間違い無く誰もワクワクした顔はしてない。
なかなか大変そうである。
初っ端の集合で既に何人か集まらない。
ボーディングパスを配っていても現われない。
もう受付けは済ませてあるってんで動じないんだべな・・・。
キョーコさんは相当警戒してる。
ピリピリしたテンションが伝わってくる。
いつも通り年齢層は結構高い。
昭和一ケタらしきヒトが5名。
お1人はちょっと足が不自由で杖をついている。
50歳以下は我々夫婦と40歳くらいの女性2名。
残りは見事に全て団塊の世代である。
ん〜〜ん、恐るべし。
- 追加料金
諸情勢により原油価格はかつての倍になってる。
確かに飛行機会社も大変だろうとは思う。
ぐぁ、だからといって客から燃料代を取るたあどういう了見だ?
偉そうにお上から認められているとか言って・・・。
勝手にサーチャージとか言うふざけた制度を作ってる。
フィンランド航空分が7,800円。
更にポーランド航空分が1,700円とか・・・。
いい値段である。
更に空港利用税。
フィンランド:1,700円、オーストリア:3,000円、エストニア:1,400円・・・。
目的地はポーランドとバルト3国だぜ。
エストニアはまだわかる。
何で、フィンランド・オーストリアでカネ払うんだべ?