通勤路の雑感Ⅲ

  • 秋色

早いものだ。
もうすっかり秋色が濃くなって来た。
半袖で歩くヒトはほとんどいなくなった。
今年は異常に長く多く咲いていた百日紅の花も見えなくなった。
ムクゲもボタボタと花を落としている。
歩いていると、どこからかキンモクセイの香りがする。
対照的に銀杏の臭いも漂って来る。
「臭さっ」
爽やかな朝が台無しである。

  • 紫煙

今に始まった事では無いが、歩きタバコも相変わらず多い。
しかもほぼ全員がポイ捨て。
この街も条例で禁止してくれれば良いんだけど・・・。
この手の輩が前を歩くと最悪だ。
朝の爽やかな空気が台無し。
急いでその輩を追い越して前に出る。
いつの間にかパワーウォーキングやジョギングになってる。
運動になるから、ま、いっか。

  • 低年齢女性化

最近の喫煙傾向。
そう言えばしょっちゅう女子高生みたいなのを見かける。
駅とかコンビニ前とか・・・。
通勤途上の景色としては極めて不愉快。
内心、焼却炉に放り込んでやりたい。
が、こんな時代。
触らぬカビに祟り無し、である。

  • アンバランス

今日もヘンな女子高生を見掛けた。
総合公園で何かイベントがあったのだろう。
今日は公園に向かって歩く女子高生らしき若者が多かった。
女子高生と分かるのは辛うじて制服の破片みたいなのが見えるから。
それが無きゃナニモノだか分からない。
物の怪みたいな眉毛、オカルト映画の特殊メイクみたいな化粧。
トウモロコシみたいな毛、チンドン屋みたいな飾り物や小道具。
オヤジは情け無くなる。
JR駅を越えて歩いていたら前に典型的な風貌の3人連れがいた。
丁度、ゴミの収集日でいつものカラスが飛び回っていた。
3人連れの頭上をカラスが飛んだ。
3人連れが「きゃ〜っ、怖い〜」とか叫んだ。
思わず吹いてしまった。
何だか、ごっついヒゲ面のオカマがシナを作ってるみたいな・・・。
カラスの方が怖がってると思うけど・・・。
アンバランスである。