イギリス文化の一端の雑感Ⅱ

添乗員のトモコさん情報の続き。
イギリス人は大概この2系統に分かれるらしい。
ケルト系は小柄で瞳がグリーン、毛は黒。
代表選手はエリザベス・テーラーショーン・コネリーとか。
ちょっと古い。
アングロサクソン系は概して大柄、瞳はブルー、金髪。
代表選手は故ダイアナ妃やロジャー・ムーアらしい。
おっ。ちょっと若返った。
トモコさんは「007」がお好きらしい。
でも分かり易い話だった。

  • イギリス英語

ヘンな表現だがいろいろアメリカと違うらしい。
確かに我々が習った英語は「米語」だった。
既に「ラージ・ビア」が通じない事は教わった。
他にも地下鉄は「アンダーグラウンド」又は「チューブ」
「サブウェイ」は地下道の事だそうだ。
テイクアウトは「テイクアウェイ」
アパートは「フラット」
高速道路は「モートウェイ」だそうだ。

  • 道路ネタ

高速道路は一部例外はあるがほとんど無料。
全て自動車税ガソリン税で賄う考えだそうだ。
地方に行くとほとんどの交差点に信号機が無い。
ラウンドアバウト」と言うロータリーを造ってある。
日本と同じ左側通行なので、ロータリーに来たら右側優先だ。
右からクルマが来なきゃいつでも進行出来る。
信号機は付けるのも維持するのも税金が必要だから極力付けない。
どっかの国の族に聞かせてやりたい話だ。
でもどっかの国の族はしょっちゅう視察に来てるのに・・・。
確か「ラウンドアバウト」はオーストラリアでも採用していた。
トモコさん「日本でも採用したら良いと思うんですが・・・」
それはダメです。
族にとっては税金を使う事に意義があるんだから・・・。
イギリスはクルマを徐行させたい時に道路に作るコブが多い。
「スリーピングポリスマン」と呼ぶらしい。
これなら日本にもいっぱいある。
そう言えばイギリスの国産車はあまり見ない。
強いて言えばタクシーは全て愛嬌のある丸いオースチンだ。
でも圧倒的に外車が多い。
BMW・ベンツ・ワーゲンが一番多かった様な気がする。
バスはベンツ・ボルボだ。
ハンドルだけ右に直して輸入しているらしい。
バスの真ん中右側にもドアが付いているが開かずの扉だ。
開けたら危ない。