エジプト最終日雑感
- 後ろ髪
最終日は空港に向け11:00出発。
朝はゆっくりだし、のんびりシャワーを浴びて帰り仕度。
後ろ髪を引かれる思い・・・は無いわな。
海外旅行で早く帰国したいと思ったのは今回が初めて。
なかなかきつかった。
今朝もお腹の調子は好調とは言い難い。
でも、後は空港と飛行機だ。何とかならあと言う安心感がある。
不思議と安心感があると催さないものだ。
- カイロ空港
執拗なセキュリティチェックの後、出発ロビーへ。
一応、怪しげだがデューティーフリーショップがある。
今回は会社チョコも何も買って無いのでここで物色。
何だかなあ〜。シナモノが皆、埃まみれだもんなあ〜。
しょうが無い。埃を払ってチョコ購入。
時間があったのでいろいろ売店を覘いたが、食指が湧かない。
何だかトラウマっぽい。
- 空港のトイレ
もう劇症の心配は無い。
が、行くと何だかトイレの前でムシロを並べ始めていた。
何だろう？
何か土産物の展示でも始まるのか？
その内、男がゾロゾロ集まって来た。
皆、トイレの前で靴を脱ぐ。物凄い臭いだ。
何と、裸足でトイレに入って来て、個室や洗面台でお清めだ。
手と足と頭をばしゃばしゃ洗っている。
たちまちトイレのフロアは水浸し。
お清めの終わった人はムシロに座って礼拝を始める。
居合わせた欧米人も目が点。
とても手を洗える雰囲気では無い。
尻尾を巻いて逃げて来た。
後から聞いたらエジプト人は靴下を洗う習慣が無いそうだ。
眩暈がした。
- 国際空港？
国際空港のロビーである。
職員の礼拝が最優先なんだろうなあ。
外国人なんて目じゃ無いんだろうなあ。
空港内に漂う強烈な悪臭。
この異様な風景を見た欧米人はどう思うだろう？
元々、軍事機密施設の扱いとかで、鉄砲を持った軍人もうろうろしてる。
何とも居住まいの悪い国際空港だ。
- 白人母子像
ゲート待合室で欧米人らしき母子を見掛けた。
やっと歩き始めたくらいの男の児と若いお母さんだ。
男の児はやんちゃ盛りで辺り構わず転がっている。
おしゃぶりやオモチャをそこらに投げたり、拾って来て又しゃぶったり・・・。
お母さんはお構いなしである。
日本の若いお母さんでこんな事が出来る人が何人いるだろう？
この児はきっと将来、エジプトで暮らしてもOKだろう。
我々はひ弱だ。
見ているだけでお腹が痛くなりそうだ。
- お待たせしました
遂に最後の最後で7人目の犠牲者。
これで全員撃沈。
流石、昭和19年生まれは免疫力が強かった。
が、日本までは持たなかった。
空港で何度かトイレに通っていたが、ちょっと元気が無かった。
機中の人となっただけで何となく安心感に浸る。
この中は雑菌を気にしないで飲食出来る。
早速、ビールだあ。
ドバイ・シンガポールを経由して、5/8の夕方には成田だ。
お疲れ様の乾杯！
