早朝のギザ雑感

  • やられた パートⅢ

もうヤケである。
昨晩はステラビールでがんがんアルコール消毒。
ひょっとしたら消毒の効果が出るかと思ったが、やっぱりダメだった。
コンパートメントのエアコンは暴走していてめちゃ寒いし。
4:00くらいからトイレに通い始めた。
添乗員のエツコさんに教わった通り、空のペットボトルを1本持って。
確かにこれは必需品だと思った。

  • ブレックファスト

5:30にウェイクアップコール。
車掌さんがすぐにベッドを畳んで朝食を運んで来た。
これも機内食のリフレッシュメント程度。
鬼の様に固いパンが混じっていた。
ここの食事は、もう一度取捨選択して再出荷してるんだろうな。
決して悪い事では無いと思う。
例によってほとんど食べられず、持ち合わせた薬をヤケ飲み。
もう、なるようにしかならん。

  • ギザ駅

列車はカイロ〜アレキサンドリアまで行くそうだがギザで下車。
駅に降りてびっくり。
物凄い臭いである。
これは!
思い出したくない景色が浮かんで来た。
あのアブシンベルの地獄の臭いだ。
列車のトイレは駅にいる間は使用禁止のはずだが、多分シカトなんだろうな。
よせば良いのに、何故かこの駅は屋根が付いている。
元々、雨が少ないのに、暑さと屋根のせいで凄い事になっている。
早く、駅を出たい。

  • ホテル休憩

TRAVCOの行き届いているのにはびっくりする。
流石、現地最大の旅行社。
列車を降りて最初に行ったのはホテル。
部屋までは無いにしても、洗面・トイレですっきりした。
この後の観光の事を考えて、トイレにチャレンジしたが音沙汰無し。
いよいよ涸れ果てたか?

  • 残るは1人だけ

6人目の犠牲者が発生。
エジプト到着以来、ビオフェルミンを飲み続けていたおばさん。
今まで何とか耐えていたのに・・・。
残るは昭和19年生まれの長老1人だけだ。

  • トイレ付き大型バス

えっ!
ギザ駅に待っていたのは大型バス。
7人プラス、添乗員のエツコさんプラス、スルーガイドのアブドさん。
運転手を入れても10名だ。
何てラッキーと思ったが、どうもこれも旅行社の配慮の様だ。
今日の観光も砂漠の真ん中で、トイレも思うに任せない。
バスに付いていれば不安が無い。
有難い限りである。