お店関係の雑感

  • 昼食はハト

昼食はノボテルのレストランでハト料理。
本来の予定はビュッフェだったのだが、現地の配慮(?)で是非、名物最高級料理を
食べてみて欲しいと言う事らしい。
料理はモロヘイヤスープに、ハマーム・マフシーと言う若いハトにライスなどを
詰めて丸焼きにしたもの。ホントに高級品らしい。味は、ん〜〜〜ん。
小市民はハトが可哀相なので完食した。
他に完食は誰もいなかったので、店の人間がえらく喜んでいた。

  • ナイル河畔

このホテルの中庭はナイル河畔。
ちょっと時間を作ってもらって皆で散策。
遠く岩山をバックにしたナイル西岸を見ながらちょっとエジプトっぽかった。
ホテル内のトイレは例に漏れず便所乞食付きであるが、
中庭のプールサイドに目ざとくトイレを見つけて有効利用。
金額の問題じゃ無く、やっぱりうざい。

砂漠の真ん中に小さな村があって、石細工の土産物を売る店が集まっている。
行程には入っていなかったが、スルーガイドの知合いなのかトイレを使うだけで
構わないとか言って立ち寄った。
最初に作業場を見てどうやって石細工を作るか説明を聞き、
後でお店で気に入ったモノがあったらどうぞ、と言うパターン。
流石の買いまくりおばさんも躊躇していた。
「でもさ、悪いから私が代表で1つ買ったわよ」一同、絶賛、大拍手。
ここで何が驚いたかって、ハエの多さである。
作業場で説明を聞いていると、ところ構わず集って来る。
噂に聞いたゴマダンゴを思い出した。
後からこの作業場も以前は墓だったと聞いて眩暈がした。

  • 貴金属の店

エジプト土産の定番の1つにカルトゥーシュがある。
スルーガイドが遺跡の説明の中で、レリーフの古代文字ヒエログリフの羅列の中に
四角く囲った部分がある事を教えてくれる。
これをカルトゥーシュと呼ぶそうだ。
大変神聖なもので古代では王の名前にしか使えなかったとか。
それを金細工のペンダントヘッドにしてお土産に。
お名前をヒエログリフに翻訳して夕方ホテルにお届けします、と言う仕組み。
良く出来ている。(仕組みが)女性全員がコロっとお買い上げ。
お値段は小さいものでUS$60であった。

  • 土産物屋

ホテルのショップやツアーで立ち寄る土産物屋しか行っていないが、
何となく土産物に食指が盛り上って来ないのは何故だろう。
最近はモノを買う時は、家に持って帰ってどこに鎮座するのか、
どう使うのかまで決定してからにしようと申し合わせている影響もあるが・・・。
決して交渉は嫌いでは無い。東南アジアでもトルコでも何度も楽しんだ。
何かが違う気がする。
後から考えると買い物した店は皆共通点があった。
店主が信用出来そうな顔をしていた店ばかり。

  • ホテルレストラン

今日の宿泊はルクソール・ヒルトン。
今回のツアーのホテルは全て5つ星だったが、そうじゃ無い事は想像出来ない。
夕食は例によってビュッフェである。
トルコもこの形式が多かったが正解だと思う。
お好きな方は別として、イスラム圏の料理はそれなりにオリジナリティーが強いので、
多国籍料理のビュッフェは随分助かる。
とは言え、ベースの水とか油とかは変えられない。
しかも警戒して生関係を徹底的に避けているので、どうしても温野菜系をつまみに
ビールで腹を満たすと言うパターンである。
今回はパスタがあって皆さんに好評だった。

  • ミニバー

珍しく部屋のミニバーの冷蔵庫が冷えていた。
冷える冷蔵庫に驚くのもナンであるが、実際驚きである。
今夜はルームサービス不要。純和風つまみで湯上りビールの後、就寝。
明日はちょっと早起き、アスワンまで移動だ。