ホテル生活の雑感

カイロ市内では無いがギザのピラミッドの近くでも無い。
どこかに出掛けるには億劫な場所だが、プールなどリゾート施設としては十分。
夕食はビュッフェ形式で種類も豊富、味もそんなに抵抗無い様な・・・。
ビールは新種の「サッカラビール」と言うのが登場。
但し、500mlで30£L(約540円)と法外な値段だった。

  • 食事対策

我々はひつじさんが苦手である。
2年前のトルコツアーでの経験を活かして学習機能を発揮。
今回はスーツケースに一杯の非常食を用意して行った。
電気釜・米・缶詰・カップ麺・おかゆ・海藻サラダなどなど。
そしてアサヒスーパードライ500ml×6缶と山の様な純和風つまみである。
備え有れば憂い無しと、この時は自信満々だった。

  • 下痢対策(シモの話で恐縮)

エジプトと下痢は切っても切れない間柄にあるらしい。
出発前にも多くの情報があったし、機中の乗務員からも気を付ける様に言われた。
我々も他国で辛い思いをした経験はあった。
自身はイタリアで(添乗員に騙されて)やられた。
水道水はアルプスの雪解け水でとても美味しいので飲んでみたら良いと言われた。
その気になってがぶがぶ飲んだら翌日やられた。
幸い、催した時がコモ湖に近いネクタイの土産物屋に到着する寸前だった。
何とか事無きを得た。
集合時間までトイレから出られなかったが、天命に感謝した。
でもこの時は劇症・一過性だった。多分、硬水の水あたりだろう。
妻もタイで被害にあった。
多分、原因は朝食で好物の生野菜を食したせいだと思う。
劇症では無かった様だが、どこへ行くにも必ずトイレチェックを欠かさず観光した。
この時はタイの水事情の認識が甘かった。
そんな経験豊富な我々である。
手洗いをマメに、ウェットティッシュも沢山持った。
生水は勿論、生野菜・生ジュース・カットフルーツも一切口にしない。
歯磨きもミネラルウォーターを使った。
備えは万全のはずであった・・・。

  • チップあれこれ

小市民が苦手な事の1つ。
スマートに渡せないし、大した額じゃないと分かっていても何となく抵抗感がある。
添乗員の案内では、枕銭は1部屋あたり5£E(約90円)が相場だそうだ。
ホントは先払いしてあるので不要だと言うのだが、ポーターもうざい。
部屋まで荷物を運んで来たら必ず物欲しそうな顔をする。
小市民はついつい1£E(約18円)も毎度渡してしまう。
その他にも良く分からない場面でチップを要求される事が多かった。
バクシーシと言う喜捨らしい。
(貧しい者には施せというイスラムの教えだそうだ)
何であれ、あまり愉快では無い。

  • 温湿度対策

小市民が気をつけている事の1つに温湿度対策がある。
それだけトシを喰ったと言う事でもあるが、年々敏感になってる。
どんなに暑いところでも長袖を1枚と良く言われるが、ホントである。
1枚と言わず、多めがオススメ。暑きゃ脱げば良い。無い袖は振れない。
飛行機もホテルもバスもこちらには合わせてくれない。
最近は真夏でもホカロンも持って行く。結構役立つ。
湿度も重要。
日本人は特にトシを喰うと、じめじめした日本の湿度に慣れきっている。
海外の乾燥にめちゃくちゃ弱い。。
マスク・のど飴・ローション・嫁が作ってる「美肌水」が必需品。
そんな訳で万全の対策で長袖パジャマで就寝。
明日はいよいよギザのピラミッド。