癌スケ追撃 42日目
・耳鼻咽喉科診察
朝イチの採血。
「もう献血1回分くらい血ぃ抜いとるで…。」
担当のM木先生曰く。
「今朝の検査で白血球が1900でした。」
又、ちょっと下がった。
「でも、他は何も問題ありません。」
ノドも、クビもチェック。
「ちょっと赤いですが、大丈夫ですね。」
問題は、白血球だけ。
抗がん剤が投与出来るか?
「今日、E本先生と相談します。」
明日、そのままGO!か?
それとも延期か?
ホントは明日がオーラス。
明後日、1日様子を見て…。
「上手く行けば、土曜日に退院か!」
って思ってた。
「なかなかすんなりとは行かにゃあなー。」
〈そら〉
・Dr.E本
夕方、来室。
結局、抗がん剤は延期になった。
「来週、検査値を見て決めましょう。」
ただ、月曜日は海の日。
「何だ、三連休じゃんか!」
19日に血液検査。
っでOKなら、20日に抗がん剤投与。
もし、ダメなら抗がん剤は中止。
「この方針で行きます。」
スペシウム光線の最終日は21日。
これがタイムライン。
ここまでに投与出来なきゃ、アウト。
「あくまで抗がん剤はオカズですから…。」
そーなの?
ま、確かにもう240mg/㎡は投与した。
この病院の標準量はクリア。
「でも、気持ち悪りいなー。」
更にタイミングが悪い。
Dr.E本が来週海外出張だとか。
「遊びじゃないんですけど、済みません…。」
怪しい…。
「ちゃんと段取りはしておきますから…。」
ま、チーム医療だから当然。
週末がヒマになった。
「外泊してもいいですよ。」
感染症だけ気をつけて…。
「っしゃあ~~っ!リハビリするか!」