【住吉神社例大祭】のこと
- シーズン
夏祭りもシーズン入り。
あっちこっちでお祭りがある。
お祭り、お神輿、花火・・・。
毎日どっかで見かける。
「っつか、1年中どっかで何かやってるよなー・・・」
東京、恐るべし!
ご近所だけでもすぎゃあ。
縁日やら、盆踊りやら・・・。
神社はちゃあんとした飾りつけ。
提燈やら、ノボリやら・・・。
町内の衆はホンキ。
「ひゃあ、一切手抜きなしですぎゃあモンだで・・・」
簡易版もあった。
突然、一歩通行の道路が通行止めになる。
あっと言う間に提燈がぶら下がる。
看板ガ出る。
「入船3丁目盆踊り大会」
夕方、浴衣の衆がいっぴゃあ集まって来る。
結構、他の町からも来る。
盆踊り大会が始まる。
「なあるほどー。合理的だで・・・」
- 大ノボリ
川向こうの【佃島】。
そこの【住吉神社】もお祭り。
今年は大人しい。
でも、去年は【例大祭】だった。
すぎゃあ賑やかだった。
向こう岸にすぎゃあノボリが立った。
それもハンパにゃあ。
できゃあっ!
「何だべ、あのばかできゃあノボリは・・・?」
ただできゃあ訳じゃにゃあ。
ちゃあんと意味があった。
江戸時代は、江戸城から見えたんだとか。
高さ20mのノボリが6本。
このノボリ立てが一大行事らしい。
【例大祭】ん時だけ登場する。
7月の半ばから作業開始。
町中総動員らしい。
「こんなできゃあ柱、どけえ置いてあるだかね・・・?」
それが川ん中だった。
腐らないように川底に埋めとくんだそうな。
これを氏子衆が総出で掘り起こす。
川に入ってドロを洗い流す。
みんなドロまみれ。
「こんなこんやってりゃ、ヤでも一体感が生まれらあね・・・」