【九段下〜白金台】界隈のこと

 前から気になってた。
場所も場所。
いろいろきな臭しゃあだかねー・・・。
っとか思ってた。
行ってみた。
このエリアで唯一残った課題だに・・・。
今日の遠足コースの初っ端。
っとは言っても、現地までは地下鉄。
地下鉄の駅を出ると目の前にあった。
すぐ横は「KOBAN」。
隣は【九段会館】。
旧称【軍人会館】。
戦後、GHQに接収されたという。
昭和28年に改称。
遺族会に貸し出されるようになったそうな。
ところが一昨年。
311。
東日本大震災で天井が崩落。
その時に専門学校の卒業式が行われてた。
死傷者を出す参事になっちった。
今は廃業状態。
施設は手つかずらしい。

「やっぱし・・・。何かきな臭しゃあ場所なんだべなー・・・」

 んで、【昭和館】。
こっちはぐっと新しい。
開館は平成11年。
っつーこんは、1999年。
びみょーに20世紀か・・・。
目的は・・・。

戦没者遺族をはじめとする国民が経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦を後世代の人々に伝えていこうと・・・”

ずいぶん資料を集めたらしい。
実物も沢山ある。
米国公文書館からも買ったらしい。
国立の施設としては、やっぱびみょーか・・・。

  • 「常設展」

面白い仕組みだった。
「常設展」は有料。
んで、「特別企画展」は無料。

「ふつーは逆のパターンが多いけんなー・・・」

施設は7階建て。
なかなかのモダンなデザイン。
このうち、6階・7階が「常設展」会場。
ここは有料。
んで、1階から5階までは出入り自由。
「特別展」は3階でやってる。
今は・・・。

「戦中のくらし〜子どもたちの1日」

ま、面白かった。
いろいろ展示されてた。
当時の子どもの服とか絵日記とか・・・。
あんまし違和感がにゃあ。
そんなに遠いこんに思えにゃあ。

「そんだけ、世代が近きゃあってこんか・・・」

一番、印象に残ったもん。
子どもの絵日記の1ページ。

“もし、私がごはんを2粒食べ残したら・・・”

へ?

“1日3回のごはんで6粒。日本の人口1億人が残したら6億粒の無駄になる・・・”

確かに・・・。