【神ぷく亭】のこと
- 鱧
又、大阪出張があった。
いつも通り、ジモティに声を掛ける。
「ひゃあ、どっか大阪らしい店を紹介しちくいよー!」
いつも喜ぶ。
浪花をこよなく愛(や)−してる。
矜持がある。
「今の季節なら、これっきゃありまへんなー・・・」
心斎橋に行った。
【神ぷく亭】
http://www.shinpukutei.jp/
入口にイケスがある。
「ふく」と、「鱧」の専門店らしい。
冬は「ふく」、夏は「鱧」料理になる。
立派なモンだで・・・。
「こりゃあ、えりゃあ高きゃあじゃにゃあかね・・・?」
ジモティ笑ってる・・・。
笑う訳があった。
信じらんにゃあほど、安しぃっ!
夏も、冬も、5,000円で喰えるそーな。
ウガウガしちまあ・・・。
「そんなに安くてでゃあじょうぶだかね・・・?」
ジモティ、太鼓判。
「ま、騙されたと思って喰ってみなはれ・・・」
- 淡路島
大阪らしい。
江戸にゃ「鱧」の文化がにゃあ。
喰い方だって良くわかんにゃあ。
喰うなら「鰻」だんべなー。
大阪は夏は必ず「鱧」を喰うそうな。
それも淡路島産が最高なんだとか。
「やっぱり夏は1度は喰いまっせ。1万円出しても喰いまんなー」
浪花文化か・・・。
確かに美味ゃあっ!
淡白で、上品で・・・。
「何だか、大阪に似合わにゃあ気もすんけどなー」
ひょっとすっと京都か・・・?
っとか何とか言ってる内に鍋が出て来た。
「鱧ちり」・・・?
「やっぱり、これを喰いまへんとなー・・・」
皿を見てびっくら。
大量のタマネギと、「鱧」のブツギリ。
このタマネギも淡路島産が最高なんだとか。
これを一気にぶっ込む。
こんなん、初めて喰うなー。
「こりゃあ美味ゃあっ!タマネギの甘さと、『鱧』のダシがびったしっ!」
いやあ〜、大満足っ!
「こりゃあ、コストパフォーマンス最高だで!文句なし【☆3つ】っ!」
浪花文化、恐るべしっ!