【日本橋イカセンター】のこと

  • リベンジ

 知人の紹介で行った。
それも、実は2回目。
1回目はちょうど1年前だった。

「名前の通り、透き通ったイカの刺身が喰える。行こまいっ!」

意気揚々と出掛けた。
予約席が用意されてる。
知人がなかなか席につかにゃあ。
店主と何か話してる。
何かモメてんのか・・・?
 そのいと知人が戻って来た。

「すまんっ!今日は海がシケてイカが入荷しなかったそうだ!」

へ?
イカがにゃあ?
【イカナシセンター】かいっ!
店主は平身低頭。

「申し訳ありません。お詫びに『伊勢海老』をサービスしますんで・・・」

ま、【エビセンター】でもいっか・・・。
 今年はそのリベンジ。
事前に確認もした。
今日は間違いなく「イカ」が入ゃーった。

「っしゃあ〜!行くべーじゃ!」

満を持して出陣。
今年こそ!

日本橋イカセンター】
http://r.gnavi.co.jp/a640610/

  • 「鬼盛り」

 まずは刺身を少し・・・。

「お任せでよろしければ、活きのいい盛り合わせをご用意しますが・・・」

そりゃ、やっちくり!
って言うべや。
これがトンでもにゃあ。
すんぎゃあ「刺し盛り」だった。
てんこ盛り。
それも珍しい魚ばっか。
アイナメ」、「アマダイ」、「イシモチ」・・・。

「すんげえなー!これ喰ったら『イカ』が喰えにゃあで・・・」

 美味かった。
どれもこれも新鮮だった。
看板に偽りにゃあ。

「ひゃあ、これを喰っちまあにゃあと『イカ』が出にゃあで・・・」

みんなで気合い入れて喰った。
まちぃっと少にゃあ方が美味しく喰えるだけんど・・・。
そして「イカ」登場。
確かに透き通ってる。

「こりゃ懐かしいなー。『函館』でしょっちゅう喰ったで・・・」

 後から値段を聞いてびっくら。

    1. 「鬼盛り」 2,500円〜
    2. 「イカ姿造り」 2,900円〜

「刺し盛り」は安さにびっくら。
「イカ」は高さにびっくら。
「函館」じゃ1,000円っくりゃあだで・・・。

「ここをどこだと思ってっだあね?東京の日本橋だで・・・?」

そりゃ、そーだ。
焼きモンも、揚げモンも上等。
美味かった。

「『イカ』の値段が納得イカにゃあけんど、【☆2つ半】はイケんべ!」