続々・【麒麟】のこと

• 「大海老」

　好みだった。
何せホワイトアスパラがいいっ！
正に旬っ！
食感も弾けて最高だった。
海老も頑張ってできゃあ海老だった。

「ひゃあ、海老好きにゃあ堪んにゃあじゃにゃあかね・・・」

　見た目もキレイ。
せんべいの容器に盛ってある。
味も東京風だけど濃過ぎにゃあ。
前菜と共通したノリかな。
メニューには紫蘇風味と書いてあった。
けんど、はて・・・？

「あんまし、紫蘇の香りって感じにゃあなー・・・」

　付け合せにハーブサラダ。
ドレッシングが中華風醤油ベース。
これが良かった。

「ひゃあ、こいだけボウルで喰いてゃあなー」

怒られるか・・・。

• 「ステーキ」

　だった・・・。
ホンットにステーキだった。
ドカンと肉のカタマリと、付け合せの野菜。
決して得意じゃにゃあ。

「ひゃあ、こりゃあ結構ずっしりと来るで・・・」

　でも、悪くなかった。
特にソースは美味かった。
「ピリカラ辛台湾醤油」。
って書いてあった。
これがそんなにバカみてゃあに辛くにゃあ。
葉っぱも全部これで喰った。

「ひゃあ、肉もこれだけだったら十分満足だで・・・」

• 「スペアリブ」

　甘みゃあだっ！
これで済まにゃあだっ！
更に肉が来るだっ！
「スペアリブ」が登場っ！
ご丁寧に蒸しパンつき。
更にザワークラフトもどきもついてる。

「ひゃあ、見ただけで戦意喪失だで・・・」

　でも、来ちゃった。
頑張って喰うっきゃにゃあ。
ま、シンプルな味だった。
オーブン焼きでアブラも抜けてる。
さっぱりと言えばさっぱり。

「ひゃあ、『トウチ風味』ってえのがでんでんわっかんにゃあなー」

　さっぱりはしてる。
でもボリュームが厳しい・・・。
幸い味付けが薄しぃ。

「ひゃあ、こや『そら』への罪滅ぼしだな・・・」

• 「サーモン」

　「信州サーモン」って・・・。
そや「マス」だよなー。
やっぱ立派に「マス」だった。
かなり腹いっぴゃあ。
でも、サカナなら何とかなる。

「ひゃあ、こやちゃあんと喰うべーじゃっ！」

　悪くにゃあ。
「香り甘酢」の意味がわかった。
ネギ、ショウガ、パクチーの香りだった。
これをたっぷり利かせた甘酢。
これも味は濃過ぎず。
その代わり、香りは強烈だった。

「ひゃあ、久々にこんだけ強烈なパクチー喰ったなー」