続々・【花ごよみ】のこと

  • ご飯

 ここんちゃ、食事も凝ってる。

  1. 【ふっくら釜ご飯・赤出汁つき】
  2. 【おにぎり】
  3. 【お茶漬け】
  4. 稲庭うどん】・・・等々

 ご飯は炊き上がりまで30分。
1合炊きと2合炊きがある。
ま、1合だんべ・・・。
ゴールに向けて第3弾オーダー。

  1. 【天婦羅盛り合せ】
  2. 【拘りの銀鱈西京焼き】
  3. 【ふっくら釜ご飯1合】

 ビールも結局3杯お代わり。
あんまし美味ゃあもんでついつい飲んじまあ。
日本酒とかもあるけどなあ・・・。

「ひゃあ、調子に乗って飲むと死むから止めべえ・・・」

  • 姉ちゃん

 ここんちゃ、姉ちゃんも出来てる。
良〜く客を見てる。
なかなか愛想もいい。
とっても気分がいい・・・。

「ひゃあ、やっぱホテルだからかねー。えりゃあ居心地いいで」

 「イサキ」の横に真っ黒い棒が・・・。
姉ちゃんに訊いてみた。

「ひゃあ、こや何だね?」

姉ちゃん、にっこり。

「これは『炭牛蒡』と言いまして、南部鉄鍋で炊いて化学反応を起こさせたものなんですぅ〜。
私も最初見た時はぎょっとしましたが、なかなか美味しいんですよねー」

確かに美味ゃあ。
何よりちゃあんと勉強してるとこがいいっ!

  • 心遣い

 「天婦羅」では感服。
メニューには魚介3種・野菜3種と書いてある。
でも、出て来た内容が違あ。
海老さんも、イカさんも2枚ずつ乗ってる。

「ひゃあ、やるこんが心憎きぃじゃっ!」

 更に「西京焼き」。

「ちょうど、ご飯も炊き上がりました。おかずにいいですよねー」

これも心遣いが・・・。
ちゃあんと2枚盛ってあった。

「ひゃあ、有り難てゃあこんだで。済まにゃあねえ・・・」

 姉ちゃん、ご飯をよそってくれる。

「あら?ちょっとご飯がゆるかったですねぇー」

こっちゃ、もう酔っ払いだで。

「ひゃあ、じじーにゃ柔らきゃあくりゃあでちょうどいいで」