もうちょい・【池上・品川界隈】のこと

 「新馬場」到着。
あんましヒトが降りにゃあ。
降りてもヒトが少にゃあ。
何だか閑散としてる。

「ひゃあ、ここってホントに品川区かあ〜・・・?」

 【品川神社】は近かった。
ほぼ駅前。
「NOVA」みてゃあだで・・・。
第一京浜を横断。
駅前の道路の反対っかわだった。

「すぎゃあとこだで。何だか、唐突感があんなー・・・。」

 道路っぱたに鳥居がある。
鳥居の柱に龍が巻きついてる。
見ようんきよっちゃキモい。
「双龍鳥居」と呼ばれるそうな。
鳥居のネキからかなり急な石段が続く。

「ひゃあ、いかにも都会の神社っぽいなー」

  • 由来

 創建は1187年(文治3年)。
源頼朝がこさえた。
安房国(千葉県館山)から神さまをスカウト。
「州崎(すのみや)明神」。
ここの「天比理乃竎命(あめのひりのめのみこと)」。
海上交通安全と祈願成就の守護神だとか・・・。
これを勧請して祀ったのが始まりらしい。
 鎌倉幕府の庇護もあった。
「二階堂道蘊(にかいどうどううん)」っつーヒトがいた。
「北條高時」の家来。
武蔵国守護職だったそうな。
このヒトが「宇賀之売命(うがのめのみこと)」を勧請。
社殿を再建した。
太田道灌も頑張った。
1478年(文明10年)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)が祀られた。
 徳川家とも関係が深かった。
徳川家康」が関ヶ原へ出陣する前にここに寄った。
ここで戦勝祈願した。
神前で太々神楽(だいだいかぐら)を奏でたそうな。
その甲斐あって、天下分け目の戦いに勝利。
「家康」公は御輿と仮面を奉納。

「かなり濃厚な由来があんなー・・・」