何の何の・神楽坂・文京界隈のこと
- 職人
「ひゃあ、疲れついでだで、駆け上がっちまあべーじゃ!」
途中に神社があった。
【水神社(すいじんじゃ)】。
小っちぇえ。
でも、いい雰囲気だった。
この地の堰の守護神なんだとか。
坂を上がり切った。
森の中に【永青文庫】があった。
中にヒトがいた。
どー見ても職人風。
何か工具とかも持ってる。
思いっきし【工事中】だった・・・。
「てんめ〜・・・」
ここの理事長は「細川護煕」氏。
あの・・・。
相当な収蔵品があるらしい。
何年か前に【東京国立博物館】で美術展があった。
【細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション】。
そー言えばあったなあ・・・。
「やっぱ『細川家』っつーのはタダモンじゃにゃあで・・・」
- 【カテドラル】
「椿山荘」の脇を抜ける。
ここも相変わらず立派。
庭もハンパじゃにゃあ。
「ここも東京にいる間にゆっくりと来てみてゃあモンだで・・・」
今日の目的はそのお向かい。
【カテドラル関口教会】。
ここの「聖マリア大聖堂」だで。
目立つ。
まず迷う心配はにゃあ。
遠くから独特な建物が見えてる。
スキーのジャンプ台みてゃあなライン。
十字架形になってる。
すぐ横にひと際高きゃあ塔がある。
「ひゃあ、良く見んと先っぽに鐘がくっついてんじゃ!」
鐘塔だった。
高さは約62m。
鐘は4つくっついてる。
ドイツから輸入したそうな。
音色にも拘った。
結構苦労して調整した。
日本に馴染む音に仕立てたらしい。
「そんなん、解説書読まにゃあとわっかんにゃあよなー」