続・神楽坂・文京界隈のこと

• 神前結婚

　大正１２年（１９２３年）。
「関東大震災」に見舞われた。
社殿は焼失。
壊滅的ダメージだった。
そいでも昭和３年（１９２８年）再建。
但し、ショバは変えた。
現在の場所に遷座した。
その名も【飯田橋大神宮】。
　社格はにゃあ。
っとされてた。
戦前は神社ってカタチじゃなかった。
でも、【東京五社】・・・？
昭和２１年（１９４６年）。
宗教法人【東京大神宮】となった。
何で、「大」なんだろー？

「今にも『大魔神』が出てきそうな・・・」

　ここんちゃ「縁結び」で有名。
結婚式も積極的に受け付けてる。
っつか、神前結婚のパシリ。
ここんちがいっちゃん最初だったらしい。
何となく境内が明りぃ。
お守りや絵馬も華やか。

「いやあ〜、営業頑張ってんよなー」

• 自己写真

　何せ、新ったらしー。
ぴっかぴかだった。
そこそこヒトも多かった。
み〜んな、若きゃあ衆ばっか。
おみくじとか引いて盛り上がってる。
キャピキャピ。

「何だかカメラ持ったじじーは怪しいよなー・・・」

　ヘンな機械があった。
自分の記念写真を撮れる機械とか・・・。
要するにビデオカメラ。
こっち向いてる。
そこに写ってる自分の写真を撮る。
バックに社殿が写る。
早速、撮った。

「じじーっ！怪しいでっ！」

　何よりびっくらしたのは霧。
境内が霧に咽んでた。

「げほっ！げほっ！」

んなに咽せにゃあだあよっ！
でも、マジで霧がかかってる。

「ひゃあ、結婚式の演出のデモか・・・？」