更に・【皇居東御苑】のこと
- 「富士見櫓」
坂を登ると広々した台地。
ここが「本丸跡」らしい。
ちっと西に外れると「富士見櫓」がある。
あんましヒト気もにゃあ。
地味ってゃあ・・・。
「あー、ここって『新年一般参賀』の時に見たなー」
濠の反対側から見えた。
ここも「明暦の大火」で焼けたそうな。
1657年。
でも1659年に復元された。
何故か?
ここが「天守閣」の代わりになった。
「こいで十分用が足りるじゃんか!こいでいいにすべー」
ってなこんだったらしい。
以来、「天守閣」は復元されず。
「富士見櫓」が「天守閣」代わり。
天下泰平、城要らず。
当時から「江戸城址公園」だった・・・?
でも「天守閣」代わりにしちゃあ地味だで。
林の奥にひっそり。
殿様がいたって雰囲気じゃにゃあ。
「ま、そんだけ平和だったってこんだべなー」
- 「松の廊下」
木ができゃあ。
気持ちがいいっくりゃあにできゃあ。
モミジの林があった。
繊細な若葉がびっちりと茂ってる。
新緑が目に眩しい。
「ひゃあ、こけえらは秋にゃ紅葉がキレイだんべなー」
看板が出て来た。
「松の廊下」跡だと言う。
「廊下もヘチマも、何にもにゃあじゃんかっ!」
こけえらへんにあったらしい。
ふ〜〜ん・・・。
ちょうど反対側から団体が来た。
ツアーか何からしい。
案内人が解説を始めた。
「ここが『忠臣蔵』の原因になったかの有名な『松の廊下』の跡です・・・」
一同、聞き入ってる。
急きょ、ここで休憩する。
たまたまガイドの説明が聞こえる場所だった。
ってこんにすんべーじゃ。