続々・広尾・恵比寿界隈のこと
- 竜巻
いい避難場所だった。
見事にやり過ごせた。
ふっ飛んで来たいろんなモンにも当たらず。
雨にもほとんど濡れず。
「風向きが良かったんだべなー。やっぱ普段の行いだで・・・」
この後、公園を見物。
でも散乱物がすぎゃあ。
いろんなモンがふっ飛んで来てる。
木の枝とかもいっぴゃあ。
それもハンパにゃあぶってえ枝が折れてる。
「ひゃあ、一瞬だったけどすぎゃあモンだで・・・」
「フレンド前線」恐るべし!
「広尾」はこんなモンで済んだ。
こいつが北関東に行って大暴れ。
竜巻を起こしたそうな。
死者まで出た。
「そりゃ、ちっと可愛くにゃあで・・・」
- 代官屋敷
江戸時代は代官屋敷。
「陸奥盛岡藩」の下屋敷だったそうな。
1896年に御用地に。
「霞ヶ関」から「有栖川宮威仁親王」が引っ越して来た。
一族郎党だで・・・。
「威仁(たけひと)親王の生母とかも住んだ。
「ひゃあ、11,000坪っつーからおおぞ住めるべ・・・」
園内の広場に銅像もある。
「熾仁(たるひと)親王」の騎馬像とか。
おとーさんだで・・・。
まだある。
「笛吹き少年の像」とか、「新聞少年の像」とか・・・。
「何だか格調高きゃあ公園だで・・・」
ところが・・・。
1913年に「有栖川家」が絶えた。
これを「高松宮」が継承。
「高松宮御用地」になった。
1934年、「高松宮」が東京都に下賜。
同年、公園として開放されたそうな。
「どおりで・・・。品格がある訳だ・・・」