続・広尾・恵比寿界隈のこと
- そら耳
「フレンド前線」!
恐るべしっ!
どんだけ多くの善良な市民が惑わされたこんか・・・。
「フレンド前線」!
確かにそう聞こえなくもにゃあ。
しかも何となく可愛い。
じゃ、そいでもいいじゃ!
って思う・・・。
我が家では完全に定着した。
市民権を得た。
「今日は『フレンド前線』が通過するらしいで!気ぃつけた方がいいで!」
日常会話だで・・・。
ある主婦の会話。
「ねえねえ、天気が急に荒れることがあるじゃない?あの時ってね、『フレンド前線』ってのが通過するんですって!」
「あら、そうなの!『フレンド前線』ってずいぶん可愛らしい名前なのねえ・・・」
「そうなのよ!可愛いわよねー。海上保安庁勤務の方から教わったの・・・」
これが発端だに・・・。
- 突風
「フレンド前線」恐るべしっ!
すぎゃあ風だった。
大粒の雨と突風が来た。
「ウニクロ」のカサなんか太刀打ち出来にゃあ。
「あべーっ!緊急避難すんべ!」
公園の入り口まで来てた。
入り口に立派な石造りの門があった。
その上立派な木が門がかりになってる。
「ひゃあ、とりあえずここだっ!」
門の陰に避難。
ちょうど、公園内から逃げて来た衆がいた。
ちと若げなアベックだった。
同じこんを考ぎゃあてたらしい。
門の陰を目指してふっ飛んで来た。
残念っ!
先客バンザイっ!
「あっちゃ〜〜っ!」
更に「広尾駅」の方に向かって飛んでった・・・。