【富士山】のこと 13
- 「御来光館」
【八合五勺】到着。
「ひゃあ、芸の細jきゃあこんで・・・。五勺まで出て来るだかね・・・」
3450m。
ここに「御来光館」がある。
最後の休憩ポイント。
ちょーメジャーだで・・・。
ここんちのホームページは随分役に立った。
毎日、最新の富士の状況がわかる。
天気や気温もわかる。
「今日のご来光」の写真も出てる。
「焼印、焼印・・・」
舎弟はすっかり焼印フェチに・・・。
元気で良かった。
ここんちはヒトが多かった。
ここでご来光を迎えようってこんらしい。
ベンチにどーずばって、いごかにゃあ。
我々は更に前進。
「止まっちまあと身体が冷えるに、ずっといごいてべーじゃ!」
- 異物
岩場を這いずくばって進む。
そけえら中「落石注意」の看板じゃらけ。
確かに危険が危にゃあ。
岩がボロボロ。
登山道外に出るな!が掟だとか。
「そら、そーだらなー。ヘンなとこ歩いたら崩れて危にゃあで・・・」
っとか言ってる間に異物が・・・。
毛唐の若きゃあ女が岩場に入ゃーってく。
写真を撮るのに夢中。
どっかのヒトが叫ぶ。
「こらっ!危ないから岩場に入るなっ!」
カエルション・・・。
言葉が通じにゃあのか、シカトなのか・・・。
ミクニっぽい一団もいた。
やっぱロープを越えて歩いてく。
「危にゃあなー。あれで落石が起きたらどーすんだか・・・」
神経が違あだあね。
異物だで。
落石が異物にだけ当たりゃいいけんど・・・。