【富士山】のこと 11
- 登山道
良く整備された登山道。
っなんだろーなー。
こいでも・・・。
だんだん木が減って来た。
ほとんど岩場。
斜度がどんどんきつくなる。
「何だかやたらに『落石注意』の看板が増えたなー」
舎弟の股関節は軋んだ。
何度もナキが入って休憩する。
でも、あんまし休むとダメ。
「腸腰筋」が冷えてかえって良くにゃあ。
「金剛杖」とガイドロープを支えに登る。
ま、焦る必要はにゃあ。
「こっちのルートはどっからでもご来光が見えるで、ゆっくり行きゃあいいだに・・・」
なだめて、すかして・・・。
【七合目】到着。
標高は2920mになった。
あとちっとで3000mだで・・・。
ここには「大陽館」がある。
NET情報じゃ白いワンコがいる。
山荘に似合わず「ハンバーグ・豚汁」定食が絶品。
「ま、今は関係にゃあで。休憩だけしてくべーじゃ・・・」
- 「見晴館」
舎弟は頑張った。
牛歩でも何でも前進した。
そのいと右股関節まで痛み出した。
左股関節を庇ってた所為だべ・・・。
「ひゃあ、バランスが取れて歩き易くなるかも知んにゃあで・・・」
リタイアする気は無さそうだで・・・。
又、出た。
【本七合目】。
「又かよー。温泉饅頭は勘弁しちくいよーっ!」
標高3140m。
ここには「見晴館」っつーのがあった。
立派な白い鳥居が目立つ。
舎弟は焼印を押しに行った。
結構気が紛れていいかも・・・。
こっからは歩き難きぃ。
砂礫の道でズルズル滑って進まにゃあ。
「ひゃあ、この期に及んで、こらあきっちぃなー」
この辺は登山道と下山道の共用部分が多い。
健常人でもきちぃっ!
そら故障者は辛りゃあっ!