最後に・谷根千界隈のこと
やっぱ、定年後の趣味だったらしい。
勉強したらハマった。
せっかくだからガイドしたくなった。
ボランティアでいいっ!
そんなにヘンなおっさんじゃにゃあ。
「でも、ちぃ〜っと着るモンっくりゃあ気ぃつけた方がいいべなー」
質問してみた。
「ひゃあ、ここの霊廟は見学できにゃあだかね?」
待ってましたとばかり・・・。
「おとーさん、家にワープロあるでしょっつ!今どきワープロくらいみんな持ってんかんねー。
あれでね、直接申し込みが出来るの。したら普段は公開してないけど、特別に見学出来るんですよー」
ワープロっすか・・・。
憎めにゃあおっさんだで・・・。
- 「谷中」
おっさんエンジンかかっちった。
更にいろいろ説明してくれる。
「おとーさん、【徳川慶喜の墓】は観て来たよね。これがわかりやすいよ」
墓地の見取り図だった。
手書きっ!
うお〜〜っ!
写真も切り貼りしてある。
とか書いてある。
「正室」や「側室」の写真もあった。
「老女 部屋頭」とかもあった。
「ひゃあ、良くこんな写真を探して来たなー」
随分勉強になったで。