続々・【三菱一号館美術館】のこと

  • レンタル

 良く出来た展示だった。
若い頃の作品から順番に観られる。
やっぱハンパじゃにゃあ。
若い頃のデッサン力はすぎゃあ。
これがベースだで。
っつーこんを思い知らされる。

「ひゃあ、でゃあてゃあどの画家も例外なく言えるなー」

 夢の世界を追った。
無限の可能性を見出したそうな。
確かにそーかなーと思う。
風変わりな作品もいっぴゃああった。
「目」も良く登場した。
象徴主義」っつーそうな。
 展示に当たってはレンタルもしてる。
多くは岐阜県美術館の所蔵品らしい。
ここんちは「ルドン」マニア。
世界有数のコレクションがあるとか。

「ひゃあ、いろんなコレクションがあるだあねー」

  • 「グラン・ブーケ」

 この作品が大トリ。
最後のひと部屋を占領してる。
いきゃあっ!
キレイっ!
確かに見ごたえがある。
パステル画ならではの彩りかも・・・。
 今回の展示はこの絵の「収蔵記念」。
要するに三菱で買った。
きっと、大枚はたいたんだべなー。

「ひゃあ、せっかくだに、岐阜の所蔵品とコラボで・・・」

こんな建てつけだったらしい。
成功だべ。
 この絵はフランスの城館で寝てた。
110年間も・・・。
この展示の後はオクラ入りとか。
作品保護の為に秋まで仕舞っとくらしい。

「ひゃあ、でもこんないかくて華やかな作品だで、ここんちの看板になんべ」